子供は2歳頃になると、自分で着替えられるようになってきます。
そうなると朝やお風呂上がりの着替えをママやパパは手伝わなくても良いので結構楽ですよね♪
しかし、突然子供が着替えを嫌がる時がくるのです!今、まさにこれで困っているママも多いのではないでしょうか?!
走り回って逃げる子供や、大声で泣いて嫌がる子供もいるほどです。
我が家も3歳の子供がいますが、2歳半頃がまさにその状態でした…。本当にイライラしますよね(笑)
ママたちの朝は本当に忙しいです。
洗濯に掃除、パパのお弁当作り、自分の身支度、朝ごはんの準備、そして子供たちの準備もあります。
1分1秒も無駄にしたくない!と思う気持ちがよくわかります。
私も子育て中の主婦として、毎朝家中を駆け巡っています(笑)
中でも子供の着替えに大苦戦…そんなママも多いです。これは、児童館や支援センターで出会うママからよく聞くことです。
きっとこれを読んでいるママの中にも、共感している方がいると思います。
今回は、子供が着替えを嫌がる時の対処法を経験談も交えながら紹介します!是非真似してみてくださいね。
着替える環境を整える
子供たちは一人で着替えられるようになるのは、早くて1歳半頃で、遅くとも2歳半までには着替えられるようになります。
特に女の子は、おしゃれ好きであればあるほど、小さなうちから着替えを自分でやりたがります♪
そうなると、ママもとっても助かりますよね。着替えを自分でしてくれるだけでも約10分の時間ができますものね。
しかし、ある日を境に、子供たちは着替えるのにかなり時間をかけるようになってしまったり、中には全く着替えようともしなくなる子供もいたりします。
そんなときは、着替えるときの環境を変えてみましょう。
もしかして、テレビをつけたままにしていませんか?子供はテレビに夢中になり、着替えなくなってしまうのです。
我が家の子供も最初教育テレビに夢中になっていたこともあり、もう朝にテレビをつけることを止めました!
そうすると、結構すぐに着替えてくれるようになるものです。
しかしこれでも上手くいかなかった…というママに出会ったことがあります。
そんなときは、タイムリミット作戦でいきましょう。
子供たちはタイムリミットがある方が、何故だかやる気を出して頑張ってくれるのです♪
タイマーを使うのもGOODです。時間がきたら音が鳴るので、子供たちにもわかりやすいです。
また、時計の針で目安を伝えてみると良いですよ。私はよく『長い針が2になるまでに着替えましょう』と声もかけています。
時計を毎日見ることで、数字も覚えられるので一石二鳥ですよ~!
お手伝いをお願いする
子供たちは未来に楽しいことが待っていると、ワクワクしたり、嫌なことでも頑張ってくれたりします。
そこでこんなことを言ってみましょう。
『お着替えをしたら、ママとお弁当を作ろうね』
子供ってお手伝いが好きですよね。性別に関係なく、ママの真似をすることが大好きです。
我が家の男の子も、私が毎日旦那さんの弁当作りをする姿を見て、卵を割りたい!ウインナーを切りたい!と言い出してきました。
この意欲を上手く活用して、着替えることが終わったら、料理ができるよと伝えました。
この効果は絶大です!猛ダッシュで着替えるようになりました(笑)
みなさんのお子さんも、好きなお手伝いがあると思います。
洗濯物を一緒に干したり、コロコロで床を掃除したり、テーブルを台ふきで拭いたり…いろんなお手伝いをママは日頃からさせていると思います。
そんなお手伝いを、着替えたらできることを伝えたら、頑張って着替えてくれるようになりますよ♪
お手伝いは自立の一つでもありますので、こちらも一石二鳥ですね。
着やすい服を用意する
2歳や3歳の子供たちは、自分で着替えられるようになってきたと言っても、まだまだボタンをかけ違えたり、前後ろ逆になってしまったりします。
中でも、小さなボタンがたくさんついているシャツには、まだ抵抗がある子供も多いです。
準備された服を見て、自分で着ることができないと判断すると、子供はすぐに諦めてしまうのです。
そうすると、いつまでたっても着替えようとしません…。
子供には、自分で着やすい服を準備しましょう。
ボタン付きの服でも、ボタンが大きいものを選んだり、チャックのない服を選んだりしてあげることが大切です。
子供は、オーバーオールも苦手です。また、ジーンズもボタンやチャック式のものはまだ一人で着るのは難しいようです。
幼稚園や保育園の制服もボタンが大きめであったり、チャックはなかったりしますよね♪
自分で着られる!という達成感や喜びを感じられると、翌朝の着替えも頑張れるようになると思います。
年齢に見合った洋服を選んであげてください。
もし、たまにはおしゃれな凝った洋服を着せたいな~というときには、ママが手伝ってあげてくださいね。
タイムリミットを与える!
朝の時間がないとき、ゆっくりだらだらと着替える子供に、ママたちは思わず大きな声で『早く着替えなさい!何度言ったらわかるの!』
と、言ってしまいますよね…。
朝は本当にバタバタしていて、家事もしなくてはならないのに、子供の着替えまで手伝ってあげる余裕なんてありません。
そんなときは、子供たちにタイムリミットを与えてみましょう。
使うものは時計です!
子供に『長い針が3になるまでに着替えてね』と声をかけると、子供は急いで着替えます。
我が家の子供もこれで成功しました。
数字が読めない子供も、このタイムリミット法で数字が読めるようにもなりますよ。
「競争する!」
我が家では朝の子供の準備はパパの役目です。
子供の歯磨きや身支度を全てやってくれます。しかし、子供が着替えてくれないことにパパも本当に困っていました…。
そこでパパが考えたのが競争して着替えることです。
子供って『よ~いどん!』の掛け声が大好きです。特に2歳、3歳頃の子供たちはよく反応してくれます。
パパやママと『よ~いどん』でお着替えの競争をさせましょう。
もちろんわざとパパやママは子供に負けてくださいね。決して大人げない態度で勝ってはいけませんよ(笑)
子供たちは競争に買った喜びから、明日も競争したい!と言い出してくれます。
そうなればこっちのものです♪とりあえず、この方法で子供が飽きるまでは続けてみましょう。
部屋の環境を整える
朝、テレビをつけていませんか?
子供たちの好きな教育テレビが朝早くからずっとついている家庭もありますよね。最近では、Youtubeをテレビに映し出して一日中見ている子供もいるようです。
実はそれはNGです。
やっぱり子供たちは、テレビに目が行ってしまいます…。
子供の朝食時や身支度のときだけでもテレビを消して、集中できる環境をつくりましょう。
そして、着替える時の部屋におもちゃが散乱していないでしょうか?!
これもNGです!
子供は着替えることよりも、おもちゃに気を取られて遊び出してしまいます。
朝の部屋にはおもちゃが散らかっていることのないよう、前日の夜のうちに片付けさせておきましょう。
部屋の環境づくりはママやパパの仕事です。
着やすい服にする!
子供たちが自分で着替えられるようになり始めた頃に気をつけてほしいことは、『着替えやすい服を用意してあげること』です。
例えばズボンにチャックが付いていたら、子供は自分で着替えることが難しいでしょう。
また、ボタンの練習中の子供であれば、小さいサイズのボタンはやはり難しいです。手先が不器用な幼い子供たちはイライラしてしまいます。
我が家の子供も、小さなボタンがついている服が用意されているのを見つけた途端、かなり嫌がります…。『変えて』と言ってくるくらいです。
2歳、3歳頃の子供たちにはゴムのズボンで、ボタンもない服がおすすめです。
自分で着替えられるという喜びや経験を積んであげると、自分ですすんで着替えられるようになります。
特に保育園や幼稚園に入園したあとにはこの経験が大変重要になりますので、洋服選びには注意してくださいね!
おしゃれな服を着せたいときには、ママやパパが必ず手助けしてあげましょう。
甘えさせてあげることも時には必要?!
普段は自分で着替えてくれるのに、たまにママやパパに甘えて着替えさせて欲しいと言ってくることもありますよね。
我が家の子供も、私の前では一人で着替えるのに、おじいちゃんの前になると甘えんぼになって一切着替えようとしません(笑)
ごろ~んと床に寝っころがり、身をおじいちゃんに委ねていますよ…。
そんなときは私もおじいちゃんも思いっきり甘えさせてあげています。
たまにしかないことなので、時々なら手伝ってもいいだろうという考えです。
まだまだ幼い子供たちです。甘えたいときもたくさんあることでしょう。その気持ちを『自分で着替えなさい』のママの一言でかき消さないであげてくださいね。
まとめ
子供たちが朝着替えるのを嫌がるにはいろんな原因があります。
子供の気を引いてしまうテレビがつけてあったり、自分で着られない洋服であったり…原因は意外と目に見えているものばかりなのです。
子供は褒めればやる気も出します。
ママはついつい『早く着替えなさい』と言いがちですが、子供がズボンを脱ぎ出したら、瞬時に褒めてやる気を出させてあげましょう!
するとあんなに困っていた朝の着替え時間も笑い話になるくらい、子供たちは着替えられるようになりますよ♪
子供が着替えを嫌がる時期は誰にでも訪れます。
というのもイヤイヤ期がその代表例ではないでしょうか?!
その時期は自我の芽生えのためにも重要であると分かっていても、忙しいママたちはついイラっとしてしまいます。
今回紹介して解決法で是非みなさんの子供たちが自分で着替えられるようになると嬉しいです!
是非試してみてくださいね。