食パンにバターを塗りたいけど伸びない!正しい塗り方とは?

家事

朝焼きたてのトーストとバターの香りが引き立ち合い食べた瞬間、口の中に広がる味わいは至福の時間です。

 

ただ、バターを塗る工程でうまく均一に塗れない、バターが固まりは食パンに馴染ませようとしてもなかなか伸びないことありませんか?

 

食パンにムラなくバターが行き渡る塗り方があるんです。

 

今回の記事は、バターを伸ばしやすくなる方法と正しいバターの塗り方をご紹介します。

 

 

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食パンにバターを塗る時に全然伸びない理由

バターを塗っても伸びない、力を入れすぎて食パンに穴が…。

 

固いバターを塗ってみるものの最終的にボロボロなんてことも、かたくて伸ばせず広がりもしないから、パンがぐちゃぐちゃになります。

 

うまくバターが伸びず塗れない理由は、『バターが冷たくて固い』ことが原因です。

 

バターの保管場所、大半の方は冷蔵庫ですよね。食パンに塗る前、冷蔵庫から出してすぐのバターで塗っていませんか?

 

食パンをトーストしている間に冷蔵庫からバターの容器を取り出して置いて、食パンが焼けたらすぐに塗ります。

 

常温に戻してから塗ると、程よくバターが柔らかくなり食パンに塗りやすくなります。

 

苦労なく崩せる柔らかさがベスト、指で軽く押せばへこむくらいがストレスなく、塗り広げられます。

 

夏と冬では室温の違いから溶ける温度は同じ温度ではありません。

 

時間をかけずに柔らかくする方法がないか、調べた結果、1番簡単な方法があったので実際に試してみました。

 

下記の方法です(※我が家の場合)

 

バターナイフに使う分量をすくい上げ、トースターの音がなるまで待機、後は出来立てのトーストに塗るだけです。

 

容器から直接取って塗るよりも、柔らかくなっていました。

 

ポイントは容器ごと出さず使いたい分だけバターを取ること!

 

容器のままはバター全体を柔らかくし、短い時間でも食品の温度をかえるわけですから、毎日の積み重ねとなると、酸化が早まりますので注意してください。

 

前日の晩から使う分だけ出しておいて、朝に柔らかくなったバターを使うのも便利です。

 

ただ、空気に触れて酸化しないよう、ラップで包んだり、密閉容器があるといいですね。

 

海外ではバターは常温保存!?

冷蔵庫保存が当たり前ではなかったのです。海外でバターの保存方法は、常温保存が常識だということ。

 

この場合、その国の気候やキッチンの環境が関係しているように考えます。

 

バターは冷蔵庫に保存しておかないと、柔らかくなりますが衛生面が心配、元々乳製品からできているバター、常温保存は傷んでしまいますよね。

 

28℃~30℃を超えると溶けて液状になり、室温が高いとバターの常温保存は難しいです。

 

バターの組織が壊れて、再び冷蔵庫に入れて冷やし固めても風味が落ちますし、油分の固まりなので、分離して元のバターになるかわかりません。

 

多くのバター製品は、低温殺菌されているため、劣化するまで時間がかかると言われています。

 

冷蔵庫で保存しておかないと、空気中にあるカビの胞子は生活空間に存在しますし、冷蔵庫にも潜んでいます。

 

バター自体は腐りにくくカビが生えにくいのですが、保存状態によっては、カビが生えるケースもあります。

 

品質を落とさず、劣化を防ぎ美味しいバターを長期間味わうためにも日本では常温保存をせずに冷蔵庫保存をしましょう。

 

冷えたバターを簡単に塗れるバターナイフがあり、バターナイフを替える手もあります。2つご紹介します。

 

熱伝導型バターナイフ

熱伝導を利用したバターナイフは、熱が伝わりやすい特性を生かした「アルミニウム・銅」の素材で製造されているため、ナイフを握った時に手の体温がナイフに伝わります。

 

バターが切りやすなり、伸ばしやすくなる優れたナイフです。

 

削れるバターナイフ

熱伝導と削れるバターナイフがひとつになったものや、穴が開いているタイプ、麺状に削れるバターナイフがあります。

 

麺状に仕上がるバターナイフには、ギザギザや丸などの加工が施されているため、凹凸の部分がバターをしっかりとすくいます。

正しいバターの塗り方

食パンにバターをつける、塗り方は人それぞれで、好きなように塗りたいという場合もありますよね。

 

美味しさをアップする秘訣はバターが鍵を握るのです。

 

トースターから出来立てアツアツの食パンに、バターを染み込ませると、食べた時にバターのジューシーさは格別ですよね。

 

正しい塗り方で、いつものトーストが激変するかも?!

 

ここからバターの正しい塗り方をみてみましょう。

 

バターはパンに塗る30分程前に必要な分だけ冷蔵庫から出し、常温で柔らかくしてから塗りましょう。冷蔵庫から出したばかりの固いバター

 

1.食パンが焼けたら、真ん中にバターをのせます。

 

2.バターナイフで軽くバターを押さえつけてパンの余熱でバターを溶かしていきます。

 

3.バターナイフを平行に動かしながら、バター半分を手前の方向に塗ります。

 

4.残ったバターの反対側も隙間なく塗り広げていきます。

 

極上のバタートースト

カフェや喫茶店で味わうバタートースターが自宅で再現できる!

 

バターを塗っただけでも美味しいですが、食パンにバターがもっと染み込んだパンを食べたくなりませんか?

 

フライパンで作るバタートースト

トースターの代わりにフライパンで焼いたパンは絶品、フライパンを使っていつもと違った食感を楽しんでくださいね。

 

フライパンを使った斬新な方法ですが、作ったことがない方にもおすすめです。

 

食パンにバターを塗らず、カリカリふわふわなパンが出来上がります。

 

〈1〉目安はバター10g(大1)をフライパンで溶かします。バターはお好みで加減してもいけます。バターが焦げないように気をつけましょう。

 

〈2〉バターが溶けてきたら、フライパン全体に馴染ませて食パンを入れて両面がこんがり焼けるまで待ちます。焼き上がれば出来上がりです。時間をかけて焼くと中がぱさついてしまいます。

 

仕上げにバターを表面に少量塗ると、つや感が出て香りもよくなります。

 

トースターでバタートースト

焼く前にバターを塗ることと食パンにあらかじめ切り込みを入れるだけで、バターの濃厚さを感じる一品が出来上がります。

 

〈1〉まず食パンに包丁で(十文字or格子状)切り込みを入れていきます。どの食パンも厚みの半分程度までを目安にしましょう。

 

慣れるまでは、深く切ってしまうこともあるかもしれませんが、内側までバターが染み込んだ食パンを味わえます。

 

〈2〉トースターを予熱する。切り込みにバターをのせていき、切れ目にしっかりとよく塗り込みます。

 

〈3〉後はお好みの加減でトースターにかけます。いつもよりサクサクの食感になりますよ。

 

※前日に必要な分のバターをラップでくるみ、輪ゴムで縛る(つまようじで穴を開けて絞り出すことも出来ます)

 

当日ならバターを15分程放置しておきます。常温で柔らかくしておくと塗りやすいです。

 

お好みでハチミツやジャムを塗るとさらにランクアップしますよ。

まとめ

かたくて伸ばせないバターは、冷えか固まっていることが原因でした。

 

カチカチのバターを短時間で伸ばしやすくする方法は食パンを焼いている間、バターをバターナイフの上で置いておきます。

 

また使う前に15分程常温で程度放置したり、前日の夜からバターを出しておく、便利なバターナイフを使ってみることです。

 

常温保存する場合は、使う分だけ冷蔵庫から出しておくのがベストです。

 

少しの工夫で食パンがいつもと違うバターの芳醇な香りと一緒に楽しめますよ。