ざるの洗い方!効率よくきれいに洗う方法とは?

家事

台所仕事で出番の多い「ざる」野菜のカット後に入れたり、パスタの湯切りや豆腐の水切りに活躍します。

 

細かな編み目、野菜くず・ひじきなどは詰まりやすく取れにくいですよね。

 

色んな素材のざるがありますが、網目は掃除が不十分だと雑菌の温床になります。

 

今回は雑菌だらけにならないように正しいざるの洗い方とすすぎ方についてお伝えします。

 

 

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ざるの正しい洗い方

洗った野菜の水切りの後、ささっと水洗いだけで済ませたことありませんか?

 

衛生上水洗いだけはおすすめできません。ざるは網目ばかり気になってしまいますが、一番菌の繁殖しやすい部分が「底・フチ」です。

 

底とフチは折り返しや継ぎ目で水分が残り乾きにくいことから、雑菌が繁殖してしまいます。

 

洗う時は、網目に気をとられず底とフチを気を使って掃除しましょう。

 

長時間つけ置きすると、水分と食材のカスが菌の好物なので、菌がどんどんと増えていくばかりです。

 

放置していると500倍も菌が増えてしまい、食中毒のにつながることも!

 

気づかない間に、雑菌だらけのざるで調理すると食中毒に繋がる可能性もあります。

 

どの素材でも言えることで、そのためすぐに洗ってしまう、すぐ洗えなくてもつけ置きは避けましょう。

 

離乳食作りや妊婦さん、子供がいるご家庭では注意してください。

 

衛生的にしておかなければいけません。プラスチック製・ステンレス製・竹などの天然素材のざるの洗い方を見ていきます。

 

それぞれの素材に対して準備するものをご紹介しましょう。

プラスチック

  • 柔らかいブラシ(歯ブラシ◎)硬いブラシはNG
  • 食器用洗剤
  • スポンジ
  • ざるが入る(桶、鍋、ボウル)いずれか

 

ステンレス

  • かめのこタワシ
  • 食器用洗剤
  • 歯ブラシ
  • ざるが入る桶、鍋、ボウル

 

  • 必要に応じて食器用洗剤
  • 必要に応じてスポンジ

 

プラスチック・ステンレスの洗い方

  1. 油汚れが付いていたら、あらかじめキッチンペーパーなどで拭き取っておきます。
  2. 桶かボウルに「水orぬるま湯」と洗剤を入れ混ぜざるを1時間浸けて予洗いします。

※熱湯はNG、汚れ落ちをアップするなら熱湯を入れてしまいそうですが、たんぱく質の汚れが多い時は余計に汚れを固まらせてしまいます。

 

3.プラスチックならスポンジやブラシで、ステンレスならタワシで網目を洗い、繋ぎ目や底はブラシで洗うと洗いやすいです。

 

細かなブラシで根こそぎ汚れを落としてしまいましょう。

※プラスチックは、傷がつきやすく傷から菌が侵入し菌の増殖の助長になるので、ブラシに力を入れすぎないようにこすりましょう。

 

4.内側、外側、底・返し部分がよく洗えたらあとは、すすぎましょう。

 

5.すすぎが終わったら、早く乾くように風通しのいい場所に置きます。

 

竹ざる洗い方

お湯で熱湯処理するか、水で洗うだけでもお手入れできます。

 

アルコールスプレーで拭き取っても汚れは落ちますが、食器洗いと同じく洗剤やスポンジを使ってもOKです。

 

1.油汚れの時は、食器用洗剤とスポンジで洗いましょう。

 

2.洗い終えたら水で流して、風通しのいい場所で乾かせば完了です。

※拭き取る場合は汚れがほとんどない時に有効な方法です。

 

ステンレスについた頑固な汚れは重曹を使おう

「洗剤でも取りきれない」「ステンレスが黒ずんでいる」こんな時は重曹を使って汚れを落としてみましょう。

 

必要な道具はステンレスでご紹介したものに重曹を加えるだけです。

 

1.ボウルについたカスを落とすため、水で洗い流し、次にザルが入る容器(ボウル・鍋・桶)を用意します。

 

2.お湯を沸かしぬるま湯を作ります。容器にぬるま湯と重曹を大さじ2入れて混ぜる。※お湯はざるが浸かる高さまで

 

3.あとは、1時間ほどつけ置きをして、ブラシで掃除をして、流水で流します。

 

網目に蓄積した汚れが酷い場合は、ぬるま湯を熱湯にかえてもいけますが、ざるが熱くなるので触る時はやけどしないように気をつけてください。

 

ざるは漂白剤していいの?

ざるをお手入れして長く使うにためにも、例えば1週間に1回のペース定期的に漂白剤すると、除菌できます。

 

材質によっては注意が必要です。

 

プラスチック製のざるは漂白剤に浸けてもOKですし、プラスチックの表面にできた細かい傷の中まで除菌することができ清潔に保てます。

 

ステンレス製は短時間なら問題ないですが、長時間キッチンの漂白剤につけ置きすると腐食させてしまう原因となり、サビ・黒ずんでしまいます。

 

なので、ステンレス製のざるはあまり漂白剤での除菌はおすすめできません。

 

竹ざるは、材質の特質上水分を吸いやすく、漂白剤につけて引き上げた時に、漂白剤臭いニオイが残り、ざるの色が抜けてしまうことも。

 

できる限り「ステンレス」「竹ざる」には漂白剤は使用しない方がいいです。

ざるのすすぎ方はどうすればいい?

普段ざるをすすぎの時、流水で洗い流しているけど、洗剤が残って泡切れが悪いと感じることがありました。

 

いつも行ってる流し方は、ごく普通な方法で、ざるを回しながら手で洗ったり、流水をかけたりと、泡が残らないようしています。

 

確認してるにも関わらず、ざるの網目に泡が残ってるんです。

 

細かな網目に膜が張ってる感じで、しっかりながしたつもりなのに洗い落とせてないかったのです。

 

調べてみると、Yahoo! 知恵袋でも同じように疑問を持った方の投稿文があったので見てみました。

 

知恵袋に記載してある方法を試してみると、今までしたことのないやり方でした。

 

なんで思いつかなかったのかなと、ざるを使った日にさっそく実践してみました。

 

用意するものはどこの家にも1つはあるかと思います。「桶かボウル」です。我が家には桶はなかったので、ボウルを使いました。

 

ボウルはざるが入ればどんなものでも大丈夫、ボウルが大きければなお良しです。

 

ステンレス製とプラスチック製のざるを持っているので、両方すすいでみました。

 

特にステンレス製は、網目が細かくて毎回泡がどこかに残っていました。

 

すすぎ方はとっても簡単、洗い桶またはボウルに水を溜めた中ですすぎ洗いします。

 

ボウルを平行に持ち、ざるを打ち付けるように

上下に動かして、泡がきれるまで新しい水を何度か入れ替えて行います。

 

大きなボウルをお持ちの方は、揺らして洗い流すこともできます。

 

中で叩きつけてジャバジャバ洗い、最後に流水で洗い流します。

 

この「ボウルに水を溜めて洗い流す方法」で泡切れがよくなりました。

 

ざるをすすいで水をある程度きって乾かしますよね。

 

ステンレス製のザルにだけに使える方法ですが、すすいだ後に熱湯を回しかけておくと、殺菌もできて乾きが早くなります。

 

プラスチックは使う度に熱湯をかけると、材質が変色してしまう場合もあるので、気をつけましょう。

 

竹ざるは天日干しが消毒の代わりとなり、干す場合は短時間がベストです。

 

竹ざるを濡れた状態で日光に当てると、ひび割れを起こすため、十分に乾かしてから天日干ししましょう。

 

まとめ

野菜や茹でた食材の水切りでは、汚れが少ないからとざる洗いを後回しにせず、ざるは使ったらすぐ洗うことを心がけましょう。

 

サラダなどの水切り後は、口に入る直前の材を使うことも多いため、いつも清潔な状態をキープしておきたいですよね。

 

ステンレス製・プラスチック製はブラシでゴシゴシ網目の汚れを洗いを落とし、外側、内側、底、折り返しを洗います。

 

竹ざるの場合は、油汚れが付かない時以外は、洗剤を使用せずに、お湯や水、アルコールスプレーで汚れを落としましょう。

 

すすぎ方は、ざるが入る容器に水を張り、上下にバシャバシャ動かしたり揺らしなが、泡切れがよくなります。