子供が産まれると、子供に関わる行事が目白押しになります。
こんな行事まであるのね!と初めて知ることばかりのママも多いです。
特に初めての子供だと、ママもやり方などが分からず、色々迷いながら準備を進めていく方が多いでしょう。
春になると3月にはひな祭り、5月にはこどもの日があり、子供にとっては初節句となるママもいるでしょう。
初節句って何をするのでしょうか?!初めてのママ向けに今回は初節句についてわかりやすく解説します!是非参考にしてください。
お祝いの食事会のお作法やマナーについて
初節句では、お祝いの食事会を開くこともあります。
場所は家でも料亭の個室を貸し切っても良いです。
ただし、当たり前ですがファミレスのような落ち着かない場所はマナー違反とも受け取られますのでやめておきましょう。
義母からは特に嫌味を言われる可能性は大ですよ(笑)
招待するのは、子供の祖父母を両家から招待しましょう。曽祖父や曾祖母も近くに住んでいるのであれば、一緒に招待すると喜ばれるでしょう。
でも最近では、祖父母を招待して食事会を開くようなことも減ってきています。
しかし、義母が意外と孫の行事に口出ししてきてうるさいというママもいると思います(笑)
一応義両親を招待することを忘れないようにしましょうね。後々の関係が悪化します…。
食事会では、どんなお作法があるのかお伝えします。
まず女の子のひな祭りでは、ちらし寿司、蛤のお吸い物が必ず必要です。
ちらし寿司には、縁起の良いと言われている海老やれんこん、豆を入れて作りましょう。色とりどりにすると、写真映えもして良いですね。
蛤は一年中スーパーで手に入るようになりました。
また、それ以外には菱餅、ひなあられ、白酒を用意しましょう。
菱餅は、ピンク・白・緑の3色が積み重なった菱形のものです。
健康を願うという願掛けもある菱餅です。よくひな壇にも飾られていますよね。
ひなあられは定番ですね。やっぱりこれがないとひなまつりという感じもしませんね。
白酒はひな祭りの代表酒です。子供はもちろんアルコールなので飲めませんが、食事の作法として置いておきましょう。
5月のこどもの日でもひな祭りと同じようにお吸い物を準備しましょう。
ひな祭りと異なるのは、ちらし寿司ではないことです。多くの家庭では手巻き寿司を準備しています。
また、こどもの日といえば柏餅とちまきです!和菓子屋さんで手に入りますので、事前に予約をしておくと良いですよ。
食事の準備は一から行おうとすると大変です…。最近では料亭でも初節句のコースを用意しているところもたくさんあります。
そういうところに頼ってみるのも一つの手です。
祖父母からは、初節句の場合お祝いをいただくことが多いです。
いただいたときは、3ヶ月以内に内祝いをお返しすることがマナーとされています。
初節句までには、雛人形や五月人形を購入してもらう家庭が多いです。
女の子であれば父親側の実家から、男の子であれば母親側の実家から贈ることが多いです。
しかし、地域によっても決まりがあるでしょうから、しっかりと調べて準備してくださいね。
時期はいつぐらいが一般的?
初節句をお祝いする時期は、女の子であれば、3月3日付近、男の子であれば5月5日付近がベストです。
前後一ヶ月以内に行うことができたらベストです。
しかし、2月に誕生した女の子であれば、産まれてすぐに初節句のお祝いをするのは日程的にもかなり厳しいです。
ママの体力も戻っていないかもしれないですし、産まれてからはお宮参りにお食い初めと他の行事も多いです。
男の子も同様です。4月産まれの男の子であれば、産まれてすぐの初節句は厳しいかもしれません。
もちろん家庭によっては、産まれてすぐの日程でも初節句をお祝いするのがしきたりというところもあると思いますので、それはご家庭にお任せします。
しかし、絶対に産まれてから初めて迎える3月と5月に行うべきという決まりはないですので、2月や4月産まれの女の子や男の子の場合であれば、来年に初節句のお祝いをしても大丈夫ですよ。
あまり固くこのときに絶対お祝いをしなければいけない!という考えに縛られなくて良いのです。
家族で行うものですから、家族みんなの都合が合うときに行えばOKです。
まとめ
初節句は何をすれば良いの?何をしないといけないの?と悩んでいるママも多いと思います。
私も子供の初節句の時は母親に聞きながら手探りで準備を進めていました。
食事の作法やマナーなど気をつけるべき部分を紹介しましたが、初節句のお祝いは家族だけで行うものですから楽しい雰囲気でお祝いできれば良いのです。
また、初節句の時期も3月3日や5月5日に絶対に行わなければいけないという決まりはないので、余裕をもった時期を検討してくださいね。
素敵な初節句の日になりますよう願っております。