雛人形を飾る場所って玄関は大丈夫?

お祝い事

初節句を迎える娘のために、贈られた雛人形。家のどこに飾ろうか、初めての時は悩みますよね。

 

昔は床の間に飾られていた雛人形も、最近は住宅事情によって、和室のない部屋もあり飾る場所も様々です。

 

置く場所として、一番の候補はリビングかと思います。周りの知人宅も割合としてリビング、次に玄関に置いています。

 

アパートやマンションなど、飾る場所が限られると困ってしまうこともあるかと思います。

 

リビングと玄関どちらに置こうか、悩んでいる所、玄関は置かない方がいいと小耳にも挟み、ますます場所選びに悩んでしまいました。

 

なぜ玄関に雛人形を置くのは良くないとされるのでしょうか?

 

その理由のひとつは、風水からきているのです。

 

風水上の見解では、玄関に人形を置くと玄関から入ってくる、いい流れの運気を人形がそのまま吸いとってしまうといわれています。

 

住む人や部屋にまで、運気が入ってこなくなるためです。

 

このように、風水が関係しているようなのですが、あまり気にしすぎるのもよくないかなと、個人的に思うところもあります。

 

ふたつ目は、玄関は湿気の多い場所であること。湿気が多いとカビが生えやすい環境になります。

 

この点から玄関に雛人形を飾るのが避けられる要因です。

 

地域によってルールがある場合を除いて、本来お雛様を置く場所は、各ご家庭の判断で決まりもなく自由です。

 

十分に雛人形が置けるスペースがあれば、玄関にお雛様を飾っても大丈夫ですよ。

 

玄関に置くのはどうしても気になるのであれば、リビングなどに置きましょう。

 

その他に、お姫様が着ている着物の名前は何て言うの?

 

雛人形のシミや黄ばみなどの、汚れが出た時に、どのような対処をすればよいのかを調べてみました。

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雛人形のお姫様が着ている着物の名前は?

雛人形のお姫様が着ている衣装は豪華なタイプのものから上品なものまで、メインは赤やピンクの色は、鮮やかでとてもきれいですよね。

 

繊細な衣裳は、細部にわたって丁寧に作られた袖や襟元の美しさ、重ね着が雛人形は豪華そのものです。

 

花柄や明るい色、淡い色まで伝統的な衣裳は、今でいうとドレスのようですね。

 

お姫様の着物のきれいな配色は、単に組み合わせているのではなく、季節感をだしています。

 

衣裳の素材は様々な繊維が使われています。生地の光沢や刺繍がほどこされ、金色の刺繍は着物を引き立てます。

 

お姫様が着ている着物の名前はみなさん小学生の頃、歴史の授業で聞いたことはあるかと思います。

 

それは平安時代に着られていた「十二単」(じゅうにひとえ)の衣裳着です。

 

十二単には、正式名称があるのです!「五衣唐衣裳」(からぎぬも・いつつぎぬ)や「女房装束」(にょうぼうしょうぞく)と言います。

 

平安時代では、五衣唐衣裳は正装だったのです。女房装束は、宮中にお仕えしている高い身分の女官が着用した服装です。

 

現代では十二単を見る機会といいますと、お雛様の衣裳として目にしますね。

雛人形の着物の黄ばみを取る方法

着物に黄ばみが!大事に閉まっておいた雛人形の着物にもし汚れを発見したら、少なからずショックを受けますよね。

 

雛人形の繊細な衣裳、色彩がキレイな着物は一番目に入りますし、黄ばみがあると気になってしまうかと思います。

 

黄ばみやシミなどの汚れは、人の手についた脂や垢、ほこりが混ざって酸化した汚れです。

 

手垢の汚れを防ぐために、お雛様と一緒に付属でついている手袋をはめてから、触るようにしましょう。

 

どうしたら黄ばみとれるかな?濡れてしまうと生地おかしくなりそうだし…。

 

拭き取ったほうがいいのかしら?なんて、色々考えるより、きちんと調べたほうがいいなと思いました。

 

結果は、自分でひな人形の着物の黄ばみを落とすことは、出来ないことはありませんが、最終的には自己責任で行ってください。

自分で落とす方法

「酸素系の漂白剤」を綿棒で湿らせて、生地は力を抜いてトントン叩きタオルやティッシュなどで、水分と汚れを移すように押し当てます。

 

※洗濯用の液体洗剤は、強力に落ちることがあるので使わないようにしてください。

 

※汚れの度合いによっては、完璧に取り除けないこともあります。

 

ヤフー知恵袋で調べてみると、黄ばみやシミをもう気にせずにそのまま飾っている方もいました。

 

お雛様が着ている着物は1枚ずつ剥がすこともできないため、慎重に汚れた部分を取ろうとしても、取れない場合もあると思います。

 

汚れを完璧に取るのは自力では、なかなか難しいのではないでしょうか。

 

自分で試して、失敗した時のリスクを考えると、専門の業者に直していただくのがいいかもしれません。

 

黄ばみを放置していると、広がることもあるため、汚れを見つけたら早めの対処をおすすめします。

 

先に1度購入したお店に問い合わせをして、 相談して修理や交換があるか確認してみてくださいね。

 

お雛様の修理を全般にしてもらえるところを見つけました。着物の汚れなどをお願いできると思います。

引用元:人形修理職人ネットワーク 福田匠庵

まとめ

雛人形を玄関に置くのもありです!ここのスペースに飾らないといけない、決まりはありません。

 

あなたの住宅の都合に合う場所に置くのがベストだと思います。

 

雛人形の着物に付いた黄ばみなどの汚れは、市販の洗剤で使い落とす方法もありますが、専門の業者に頼むことをオススメします。

 

健やかに育つように願いが込められ雛人形、お子さまの素敵な初節句をお祝いになりますように。