美容の秘訣として、モデルさんが「2リットルの水を飲んでいます」と聞いたことがあります。
しかも、1日4~5リットル飲むという方もいて、スタイルを維持するために飲んでいるそうです。
水をたくさん飲むと本当にダイエット効果になるの?って思いますよね。
水ダイエットはダイエット効果以外にも、さまざまなメリットがあります。痩せやすい体質に改善してくれます。
誰でも普段の生活の中に、すぐ取り入れることができます。
水を飲めば自然と痩せていくわけではなくて、きちんとした方法で行わないと、効果が現れないこともあります。
水の飲み方を間違えると、反対に太りやすい状態になってしまう場合もあります。
他には
- 一日に飲む量はどれぐらいがいいの?
- 水とお茶ならどっちがダイエット効果が期待できるの?
水ダイエットの効果的な方法をご紹介します。
是非、参考にしてみてくださいね。
一日に飲む量はどれぐらいがいいの?
個人の体重によって、水を飲む量が変化します。
水分量の目安は、体重の約4パーセントが必要となります。
例えば、
50キロの方は、50×4%=2.0リットル
55キロの方は、55×4%=2.2リットル
60キロの方は、60×4%=2.4リットル
体重がある分、水の摂取量も比例して少しずつ増えていきます。
私たち人間の体は、日々の排泄物や皮膚や吐き出す息からも水分が出ていきます。
汗をかいていなくても、気づかないうちに体の水分は減る仕組みになっています。
排泄の回数や量、汗のかく量も個人差がありますが、目安として体内の水分量は2.0~2.5リットルは失っています。
1日に2.0リットル必要とされていますが、必ずしも全ての人に正しいとは言えないのは、個人それぞれの体重の違いにあります。
人の体は約60パーセントは水分からできていると言われています。
体の中には、色んな老廃物が血管の中を通っていて、体の外に排出させるために、水が体内を循環させる重要な役割をはたしています。
新しい水と取り替えを繰り返されています。こうして、新陳代謝が行われます。
水の摂取量が分かったところで、次にどう飲むといいかのか、気をつけることを解説しますね。
冷たい水は飲まない
水ダイエットは、基本的に常温の水、またはぬるい水で行います。
キンキンに冷えた水を飲むと、胃腸を必要以上に冷やし、代謝も悪くなってしまい、体調を崩す可能性もあります。
冷たい水を飲みたくなっても、我慢をしましょう。
タイミングを決めて飲む
水をたくさん飲まなければいけないため、大量の水を数回に分けて、一気飲みしようとすると辛くなってきます。
大量に飲むことは、腎臓にも負担がかかって、水ダイエットを継続することが難しくなるからです。
1日決めた量に届きそうにないからと、大量にまとめ飲みをすると、排泄が追いつかなくなり、むくみが起きてしまいます。
そのため、小まめに少しずつ飲むことを心がけながけましょう。
コップ1杯200ccとして、回数を10回に分けると1日に2.0リットルに到達します。
例えば、1日水を飲むスケジュールとして、以下のタイミングで行います。
- 朝起きたらコップに1杯
- 朝食事前後にコップに1杯
- 昼食前後にコップ1杯
- 夕食前後にコップ1杯
- 入浴前後にコップ1杯
- 寝る前にコップ1杯
回数をこまめに分けることで、1日2リットル飲むことができます。
もし、合間に運動で体を動かすなら、運動前後に1杯ずつ飲みます。
2リットル以上の場合は、上記のタイミングにプラスして、食事中にコップ1杯を足すといいですよ。
人は寝てる間に、コップ1杯の水分がなくなるので、水分を取ることは良いことですが、寝る前は1杯だけにおさえます。
なぜなら、飲みすぎると、翌朝のむくみに繋がるため控えめにしてくださいね。
いつ飲むかは自分に合ったタイミングを決めて、ちょこちょこ飲みをオススメします。
水道水は不向き
水なら水道水でもいいんじゃないかな?って、思いますよね。
できたら、水道水よりもミネラルウォーターやウォーターサーバーや浄水器の水を選びます。
日本の水道水はそのまま飲んでも安全な水質ですが、殺菌するために塩素入りです。
少量飲む分には問題はありません。しかし、大量に水が必要とすることから、毎日水道水を飲むとなると、おすすめできません。
糖分は控える
水ばかり飲んでいると味気なくて、味のついた飲み物の誘惑に気をつけてくださいね。
甘い飲み物はカロリーもあります。飲めば飲むほど、カロリーがオーバーしてしまいます。
水ダイエットを行う間は、甘い飲み物と甘い食べ物は控えるようにしてください。
水とお茶ならどっちがダイエット効果が期待できるの?
水のダイエットがあるように、お茶ダイエットも存在します。
水とお茶では、ダイエット効果に違いはあるのでしょうか。
結論は、お茶より水を飲む方がダイエットに良いです。
ダイエットに効果のあるお茶も販売されていて、利用されている方もいるかもしれません。
ダイエットに向いたお茶も実際にありますが、水の方がダイエットに合ってるいえます。
どうしてなのか、お茶は水ダイエットのように、たくさん飲むとには向いていないからです。
お茶に含まれた成分(カフェイン)を分解するために、負担がかかるからです。
カフェインは、覚せい作用があり寝付きを悪くしてしまいます。
睡眠不足が起きると、体の機能が落ちていきさらに、基礎代謝まで下がり痩せにくい体質になるからです。
さらにカフェインには、利尿作用で体内の水分を排出回数が増えて、水を飲んだときよりも水分を失いやすくなり、むくみに繋がります。
体を冷やしやすいため、血流が滞り体の働きを低下させます。
水ダイエットは、痩せる以外に色んな効果が期待できます。
- 代謝がアップする
- お通じが増える
- デトックス効果
- むくみが解消
- 美肌効果がある
代謝がアップする
水分が足りないと血液はドロドロになり、血流の流れが悪くなり、代謝が落ちます。
水を摂ることで血管内の流れも改善され、隅々まで酸素や栄養を運び、老廃物が排出されて代謝がよくなるため、体温もあがります。
体温が1℃あがると、基礎代謝が約12パーセントアップすると言われています。
お通じが増える
老廃物の排泄がスムーズになってきます。一般的に、食物繊維を含んだ食品を食べることで、便秘が解消されると知られています。
摂取する水分が増えることで、便秘の解消の効果が期待できます。
水を飲むと腸が刺激を受けて、ぜんどう運動で腸がよく動くようになり、排便が促されます。
硬い便も水で柔らかくなり、もりもり出やすくなります。
デトックス効果
排便や排尿で体から不要なものを排出して、体ではデトックスが行われています。
しかし、水分不足の状態になると、トイレ行く回数も減ってくることで、老廃物が溜まりだします。
新しい水が体内に取り込まれると、余分な老廃物を出してくれます。
むくみが解消
水を飲むと反対に体がむくみそうなイメージがある、と思われるとおもいますが、体の水分が足りてないと、細胞が水分を溜め込むように働きむくみの原因になります。
必要な水分量が体内に入るため、ふくらはぎや顔のむくみの解消に期待できます。
美肌効果がある
のどが渇いたと自覚した時には、体内の水分量が不十分な状態にあって、この時お肌は乾燥しています。
お肌のために、水を飲むことは美肌に近づいていきます。
体に老廃物がたまると、吹き出物が出来やすくなります。
きれいな水が体内を潤して、新陳代謝が活性するため、お肌の細胞のターンオーバーが普段より高くなり、シミや小じわ、吹き出物が改善されます。
まとめ
水をダイエットは継続すると効果が現れてきます。
1日に必要な水分量の目安を計算して、自分なりに調節して飲みましょう。
お茶のダイエットよりも、水ダイエットを試す方が体に負担が少く効果的ですが、やり方をきちんと守らなければ効果がえられません。
ダイエット中は、バランスのとれた食事を心がけながら、水ダイエットを行いましょう。