日焼け後のケアについて、5分で分かるように解説

美容

「うっかり日焼け止めを塗り忘れた」

「日焼け止めを塗ったはずなのに…日焼けしていた」

外出して帰ってきたら、肌が赤くなった経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか?

 

気づいた時は、肌はすでに紫外線をたっぷり浴びた状態!日焼けした後は一刻も早くアフターケアをしたいところ。

 

ダメージを受けた肌を放置したままは、将来的に「シミやシワ」の原因に、正しい方法で対処することは大切です。

  • 日焼けした肌を冷やす効果は?
  • おすすめの日焼けケアアイテム5選

 

今回は、うっかり日焼けをした時の応急処置方法と日焼けケアアイテム5つをご紹介します。

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日焼けした肌を冷やす効果は?

これからの季節は1年で最も紫外線量が降り注ぐシーズンが近づいてきました。日焼けが心配ですよね。

 

肌が乾燥していると紫外線が刺激になり、バリア機能の低下が進みます。

 

さらに、日焼けをしてまうと悪循環にも、紫外線対策をしていても、日焼けすることもあります。

 

赤みはそんなにないけれど「肌がほてっている」もしくは、「赤みの症状がある」「ヒリヒリして痛みがある」そんな時はまず患部を冷やします。

 

応急処置は72時間以内がベスト

日焼け後まだ諦めないで!人によって日焼けの度合いもそれぞれ違いますが、日焼け後のアフターケアは72時間以内にすませましょう。

 

72時間を超えると肌を黒くするメラニン色素が定着して、シミなどになって現れてしまうからです。

美肌を維持し続けるためにもアフターケアは欠かせません。

日焼けとは軽いやけど

日焼けで皮膚がヒリヒリして皮がめくれたりしたことがあるかと思います。一時的にシミができたように見えますが自然と治ります。

 

医学的に日焼けは「日光皮膚炎」と呼び、軽いやけどの状態になっているため、冷却する必要があります。

 

腫れている・痛みが強い・水泡ができている場合は、セルフケアをするとよけいに症状を悪化させることも。迷わず皮膚科へ受診するようにしましょう。

 

自宅でできる簡単アフターケア

とにかく冷やす

日焼け後は冷やすことが優先!なるべく早くこもった熱を冷やして肌を鎮静させてあげる大事です。

 

ヒリヒリする、ほてりがある部分を冷やしましょう。

※冷やす前に「頭痛」「発熱」「吐き気」など、体調に異変を感じたらすぐに病院へ受診してください。

 

冷やす方法をご紹介します。

タオル(ガーゼ)で保冷剤を巻く、またはビニール袋に氷水を作りタオル(ガーゼ)で巻く

保冷剤や氷水に入った袋を肌に直接当てると刺激が強く、1ヶ所を重点に冷やし続けると低温やけどになる場合があるので点々と場所を変えてくださいね。

タオル(ガーゼ)で包むなど調節して、肌へのダメージを防ぎます。

 

タオルで冷やすのもokです。こすると負担をかけるので抑えるように当てましょう。

 

熱でタオルがぬるくなったらその都度、冷水に濡らして絞り。

 

タオルがぬるくなってきたら、氷水に浸して絞り直し肌が落ち着くまで繰り返しましょう。

 

冷たいシャワーを浴びる、または水風呂に浸かって冷やす

シャワーを利用して全身をクールダウンをさせるには効果的です。

シャワーの勢いは強すぎない程度の水圧にして、全身にかけるため冷やしすぎないように注意をしましょう。

 

水風呂はゆっくりと浸かることでシャワーと同じように体を冷やすことができるので、体の広範囲に日焼けしてしまった時に便利です。

 

市販のサンケア用品を塗る

日焼けした時にサンケア用品は体を冷やす効果があります。

持ち運びができるので、プールなど外でアクティブに活動するときに持っていくと、早く日焼けケアの対処ができますね。

水分を肌に与えるには、お風呂上がりに専用の日焼けケア製品をたっぷり塗ることが効果的です。

 

保湿をする

ほてりが落ち着いてきたら、今度は肌に水分と栄養を与えてあげると肌の回復をサポートします。

 

日焼けしてダメージを受けた肌は乾燥して砂漠化しています。そのため、化粧水をたっぷりと浸透させてしっかり保湿してあげましょう。

 

冷蔵庫に化粧水を冷やしておくと、冷えた状態で使えるのでより効果的です。

 

手に取り優しく肌に馴染ませて、手のひら全体で包み込む感じで回数を分けて水分を与えます。

 

化粧水をぬった瞬間にしみたり、ピリピリして刺激を感じたら塗るのを止めて、洗い流し病院へ行きましょう。

 

化粧水で水分が行き渡ったら、次はクリーム、乳液、ワセリンなどの油分の出番です。

 

乾燥した肌は水分だけでは蒸発スピードが早くなるため、油分でフタをしてあげましょう。ただし、肌に熱が残っていないことを確認してから塗ります。

 

ほてりや炎症があるまま油分をぬってしまうと、クールダウンにならず逆効果になります。

 

③【肌の状態をみて美白アイテムやパック】

必ず肌が落ち着いてきて美白アイテムを使いましょう。ビタミンCが入った美白成分はシミを抑制してくれます。

 

パックをする場合には、日焼け直後よりも肌の炎症がおさまってからがおすすめです。

 

④【体の内側からも補給をしよう】

水分補給をして内側からも抜かりなくアフターケアを徹底することは、乾燥のケアにより効果がアップします。

 

普段以上にたっぷりと水分補給をするこは、肌のための大切なケアです。

日焼けは全身の肌が乾燥している状態、ビタミン入りのジュース、ミネラルウォーター、イオン系の飲料などがおすすめです。

 

おすすめの日焼けケアアイテム5選

肌に塗ってケアするアイテム、体内に取り入れるアイテム、身につけられて手軽に日常で使える日焼けアイテムをご紹介します。

ローション

爽快感のあるタイプや刺激のタイプがあります。肌を鎮静化させる成分が入ったものを選ぶといいですよ。

 

「アラントイン」や「グリチルリチン酸ジカリウム 」と記載されてあるものです。

 

「グリチルリチン酸ジカリウム 」は敏感肌の方にも使用できる成分となっています。

 

化粧水のようにふんだんにパシャパシャとつけて、ダメージを受けた肌のケアにおすすめです。

 

スプレータイプなら、自分では届かない背中にめ吹きつけられて便利です。

 

化粧水

鎮静作用のあるアロエエキス入りが配合された化粧水や、炎症作用に効果があるとされるハトムギ成分入りは日焼けケアにピッタリのアイテムです。

 

ドラッグストアでも販売されているため、入手しやすく普段使いもできます。

 

サプリメント

外からのケアだけでは物足りない方におすすめしたいのが、体の内側からもケアができるサプリメントです。

 

日焼けを予防以外にアフターケアとしても最適で、飲む日焼け止めとしておすすめです。

 

サングラス

目は日焼けをしやすい部分なので、紫外線を受けると脳からメラニンを作るように指示が出てシミの原因となります。

 

紫外線カット率が高い高機能のサングラスを選んで活用してくださいね。レンズは色の薄いタイプがおすすめです。

 

カーディガン

UV加工が施されたカーディガンは「着る日焼け止め」、羽織るだけで紫外線をカットしてくれる優れものです。

 

カラーも豊富でなので1枚もっていると便利アイテム、日差しから守ってくれます。

まとめ

うっかり日焼けした肌のアフターケア方法とおすすめのケアアイテム5つをご紹介しました。

 

日焼けをしてしまっても、72時間以内に正しい対処法で後の手入れがしやすくなります。

 

日焼け後の肌は乾燥してダメージを受けて、とてもデリケートな状態になっています。

 

実は日焼け止めだけは焼けてしまうのも、紫外線を完全にシャットアウトするのは難しいです。

紫外線を浴びて肌が敏感な時は、さらに紫外線の刺激で肌の状態が悪化しないように、日焼けアイテムを活用しましょう。