野菜を冷蔵庫で日持ちさせる保存方法を徹底調査しました!

ライフスタイル

どこのご家庭にも食材の中で欠かせないのが野菜ですよね。家族に毎日新鮮な野菜を食卓に並べたい。

 

野菜は毎日使うものだし、安売りしているのを見つけると、買いだめしてしまう癖が…出てしまいます。

 

近頃は野菜が以前より値上がりで、たくさんあっても使いきれないことがあるからと分かりつつも…。

 

冷蔵庫に保管してるうちに「あれっ」腐らせてしまった、しなびたり、袋の中で水が出てる事がありました。

 

保存の仕方が良くないのかな?と思い、もっと野菜を鮮度が保たれ、無駄なく使い切り、食卓を変身させたい!

 

今回は、冷凍庫の野菜を保存する時の温度・ストックしながら日持ちさせる保存期間を解説します。

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野菜を保存するときの冷蔵庫の温度は何度だと長持ちする?

冷蔵庫の温度が何度が正解かわかりますか?

実は、法で定められています。

 

JIS規格によって、冷蔵の温度4℃以下、冷凍は-18℃以下と定められています。

 

室温15~30℃、冷蔵庫内は0~10℃で調節ができること決まっています。

 

JIS規格とは、品質寸法、製品の種類、年間の電力量を算出、温度や扉の開閉回数、品質安定と生産効率向上などがされています。

 

冷蔵庫の場所によって、保存温度が変わります。冷蔵庫は「3~5℃」野菜室「3~8℃」。

 

野菜室の温度の目安は平均「5~7℃」です。冷蔵庫の設定の仕方は「弱」「中」「強」や「1~5」のメモリを使い合わせます。

 

メーカーによって微妙に設定温度が違うことがありす。独自の機能が付いていますから、説明書をよくチェックして把握も大事です。

 

説明書を一通りパラパラと目は通しますが、きちんと読まなければいけないなと、改めて思いました。

 

暑い時期・寒い時期とでは、冷蔵庫の温度設定が変わるため、季節にわけて温度調節をしましょう。

 

夏場は室内の温度上昇する分、冷蔵庫の温度も高くなりがち、冬場は室内の温度が下がるため一定の温度を保ちます。

 

ある日、冷蔵庫の野菜室に入れた大根をいつものようにカットすると…中身がなぜか透明に変わってる!

 

外の見た目は普通だったのに「傷んだのかな?」腐ってるのとは様子が違うし、まず「この大根は使えるのだろうか」と迷わずGoogleで検索しました。

 

大根が傷んだのではなかった事がわかり、透明になった理由は、冷蔵庫の温度設定でよく冷えるよう状態のままであった為に、大根が凍ってしまいました。

 

夏に一番冷えが良くなるように設定しているままだったのです。

 

他には野菜の袋の中で水滴ができ、そこから野菜が傷んでしまったことが何度もありました。

 

ニラの先端が袋の中で、一部溶けてしまったことも、ダメなところは捨てて、使える部分はもったいないので調理して食べました。

 

しかし、水が出ると雑菌がわきやすくなったり、カビの生える原因と後から知り、水が出ないように温度管理の大切さを痛感しました。

 

温度管理を間違えると、野菜をムダにしてしまいますから、気をつけましょう。

野菜の冷蔵庫での保存期間はどれぐらいが限界?野菜ごとの保存方法

収穫された後も、野菜は成長し続けます。例えば、じゃがいもは置きすぎると芽がニョキッと顔を出すように野菜は生きています。

 

野菜には根菜・葉物・きのこ類と種類の数だけ、保存の期間もそれぞれ違ってきます。

 

定番野菜19種類についてご紹介します。

【にんじん】・・・約10~2週間。

 

にんじんに付いた水気を拭き取ってから、適度にカットした新聞がなければ、キッチンペーパーで乾燥から守るため1本ずつ包みます。

 

袋に入れ野菜室で保存後、新聞紙やキッチンペーパーが水分を含んだら、こまめに交換しましょう。

 

お店で買った袋のまま、保存すると水が溜まり傷みやすくなります。

【じゃがいも】・・・約1~2週間。

 

暑い夏場は以外は、冷蔵庫に保存も大丈夫ですが、風通しのいい場所や常温保存が向いています。新聞紙で包んで箱などの入れ物に保存もできます。

【玉ねぎ】・・・約2ヶ月。

 

茶色の皮付きのままでも保存は出来ますが、新聞紙で1個ずつ包んで野菜室に保存をします。

 

カット後の切り口は乾燥を防ぐためにラップしましょう。

【かぼちゃ】・・・約1週間。

 

種とワタの部分から傷みが始まります。きれいに種とワタを根こそぎ取り除きラップで、全体を包み野菜室で保存します。

 

【さつまいも】・・・約1~2ヶ月。

保存温度が低温になると甘みが減ることも。常温保存が適しています。1本ずつ新聞紙で包み。風通しが良い場所で保存します。

【里芋】・・・約1ヶ月。

里芋はまとめて新聞紙やキッチンペーパーで包み、野菜室で保存法をします。

【大根】・・・約10日間。

「カットされた物」

ビニールに包まれているので、そのまま保存も可能です。

 

大根は水分が多い野菜なので、水分の蒸発を防ぐ為にキッチンペーパーで包み、袋に入れて密封保存をしましょう。

 

「丸ごと1本」

葉と身を切り分け別にします。葉付きの大根は、栄養たっぷりで捨てるのはもったいないので、細かく切って食べましょう。

大根を適当にカット、切り口から水分の蒸発を防ぐ為に、キッチンペーパーを軽く水でぬらし、切り口にあてる。

 

ペーパーの上からラップをして、外れないように輪ゴムでとめます。

【ブロッコリー】・・・約2週間。

そのまま、保存をすると、ブロッコリー全体が乾燥しますから、袋に入れます。

上下で袋をかぶせ、輪ゴムでとめます。野菜室よりも冷蔵室で保存すると日持ちします。

 

【トマト】・・・約10日。

キッチンペーパーで1個ずつ包み袋に入れて直して野菜室に保存します。

 

トマトは冷やしすぎると皮がブヨブヨになり、甘みが軽減します。

 

【アボカド】・・・丸ごと約1週間。カット後2~3日以内。

丸ごと1個のアボカドは、何も包まずに袋に入れて野菜室で保存します。アボカドが追熟するのを防ぎます。

カットしたアボカドは、種の付いた方を保存し切り口にレモン汁かお酢を塗ることで、変色を防ぎます。

 

アボカドの断面をピッタリとラップで包み野菜室に保存します。

【きゅうり】・・・約1週間。

表面に水分が残っていたら、ふき取り、新聞紙かキッチンペーパーで1本ずつ包み、袋に入れます。

 

【アスパラガス】・・・約4~5日。

濡らしたキッチンペーパーか新聞紙を根元に巻いて、袋に入れ野菜室に立てた状態で保存します。

 

【ほうれん草】・・・約10日。

 

傷んだ葉を見つけたら取り除き、袋に入立てた状態のまま野菜室で保存します。

横に倒したまま保存は、葉の方から傷んできますから、必ず立てるようにしてください。

 

【キャベツ】・・・約1ヶ月。

「カットキャベツ」

切り口の断面をキッチンペーパーか新聞紙で覆い、袋に入れてます。

 

「丸ごとのキャベツ」

キャベツの芯に穴を開けるように、切り取ります。

 

穴に水でぬらしたキッチンペーパーを詰め、芯の方を下にして、袋に包み野菜室で保存します。

詰めたキッチンペーパは2~3日に一度取り替えると、鮮度が保たれます。

 

【なすび】・・・約4~5日。

1本ずつ新聞紙で包み、袋に入れたらしっかりとくちを閉じる。なすびは中から傷みやすいため、購入したら出来るだけ早くうちに使いましょう。

 

【レタス】・・・約1週間。

水分量が多い野菜であるため、早めに使い切りをおすすめします。芯の中心をくり抜いて、キッチンペーパーを湿らし芯の中に入れます。

 

【白菜】・・・約7~10日。

カットされた白菜の場合は、白菜が成長しないように、芯に切り込みを入れます。

 

白菜は切り口をそのまま包むと、白菜から水分が出て傷む原因となります。切り口部分はキッチンペーパーを当てて袋に入れましょう。

【もやし】・・・約2~3日。

もやしは野菜の中でも特にあしが早く、すぐに傷んでしまいます。3日以内に利用する場合は、チルド室もしくは野菜室に袋ごと保存しておきます。

すぐに使う予定がない、また使いかけで残っている場合は、別の容器に保存することをおすすめします。

使いかけのもやしの保存方法がもうひとつあります。タッパーへもやしが浸るくらい、水をいれて冷蔵庫で保存します。

 

鮮度が落ちないように、2日に1回は水を取り替えます。

【きのこ類】・・・約3~4日。

きのこは袋から出してジッパー付きの袋に入れて野菜室で保存します。

まとめ

冷蔵庫で野菜がどのぐらい日持ちするのかをお伝えしました。

 

どんな野菜も一度カットしてしまったら、出来るだけ早めに使いきりましょう。

 

野菜の保存できる「方法と期間」を知っておくと、無駄なく使い切ることができ、安心してまとめ買いもできます。