保育園に子供を預けたいなと考えているママも多いと思います。
育休を取って復帰する方や、仕事に新たに就こうとしている人も多いですよね。
保育園の入園案内などを見ていると、○○保育という名前がたくさんあって何がなんだか分からなくなりますよね…。
中でも、延長保育と預かり保育の違いがよく分からない!という声をママたちから聞くことが多いです。
そこで、今回は延長保育と預かり保育の違いを説明します。
延長保育とはなに?
保育園では通常保育というのが、基本的な保育時間のことです。
例えば、私の住む地域にある保育園では9時から15時までが通常保育とされています。
しかし、保育園は働いている親が多く預ける場所です。
ママによっては、15時のお迎えでは間に合わない!という人もたくさんいますよね。
17時が退勤時刻で、そこからお迎えに行くと18時に保育園に着くということもよくあることです。
つまり、15時以降の保育をお願いすることになります。
15時以降の保育をお願いする場合は、『延長保育』として受理されます。
延長保育が申し込める保護者の条件は、就労時間が1ヶ月で120時間以上とほとんどの市町村が定めています。
通常保育と別に延長料金が発生します。
延長保育は午後7時まで行っています。
結構長いですよね。保護者の都合上仕方がないこととはいえ、朝7時から夜7時まで保育園で過ごすこともあると考えるとなんだかかわいそう…とも感じてしまいます。
しかし、保育士さんたちはそんな悲しさも感じさせないようにと、延長保育では家庭的な雰囲気を作って工夫しています。
延長保育では、異年齢保育になるところが多く、年長さんが年少さんのお世話をしてくれます。
人数が少ないこともあり、アットホームな雰囲気ですよ。
預かり保育とはなに?
預かり保育は幼稚園が行っているものです。簡単に言えば、保育園の延長保育と似ています。
しかし、幼稚園といえば保育時間が短いのが保育園と違うところですよね。
通常保育はたった4時間です。
しかし、最近では幼稚園に子供を預けながら働くママも多くってきました。
また地域によっては、保育園に入れず泣く泣く幼稚園にしか入れなかったという人もいますよね。
そういった方たちのために始めたのが預かり保育なのです。
通常保育の前と後に保育してくれます。幼稚園によって預かり保育の設定時間も異なりますので希望する園に問い合わせてみてくださいね。
幼稚園といえば、夏休みや冬休みがあるのが特徴ですが、そういったときも預かり保育で子供を預けることも可能です。
料金も通常保育とは異なり、別料金となります。
私の友人が幼稚園で働いているのですが、聞いてみたところ、園によっては預かり保育は抽選で決められるようです。
それくらい最近ではママたちに預かり保育は人気があるようです。
しかし、利用する際は就労証明書などが必要となります。美容院に行くから今日は預かり保育でお願いしたい!といった理由ではNGです。
○○保育はまだまだある!?
○○保育とつく保育内容は、延長保育や預かり保育以外にもたくさんあるのです。
保育園では、リフレッシュ保育も行っています。
その名の通り、ママたちがリフレッシュしたいときに入園していない子供を預けることができるのです。
ネイルサロンに行きたいな、買い物にちょっと遠くへ行きたいな、というときに利用できるのです。
私の住む地域では、リフレッシュ保育が月に4日間まで利用可能です。
しかし、役場に問い合わせてみたところ、利用希望者が多く、すぐに予約が埋まってしまうようです。
緊急保育もあります。名前は市町村によって異なりますが、一時保育とも呼ばれています。
これは、リフレッシュのためではなく、保護者の急病や冠婚葬祭などで子供を預けることができるものです。
私の友人は悪阻がひどかったため、一時保育に子供を預けていましたよ。
1ヶ月に14日以内、20日以内などこれも、市町村によって利用限度が異なります。
リフレッシュ保育や一時保育は利用料金が結構安いです。一日2000円ほどで利用可能です。
しかし、保育園によってはお弁当持参であったり、お昼寝布団持参であったりと持ち物も多くなります。
子供を預ける予定の方は、あらかじめ利用する園に問い合わせて、必要なものを揃えておきましょう。
病児・病後保育もほとんどの市町村で行われています。
医師や看護師さんが診ていてくれるので、どうしても仕事を休めないママにはありがたい保育です。
まとめ
延長保育と預かり保育の違いは簡単に言えば、延長保育が保育園で行われるもの、預かり保育は幼稚園で行われるものです。
料金や時間は園によっても異なりますので、必ず児童課や園に問い合わせてみてくださいね。
保育園には、他にもさまざまな保育があります。どんな保育が自分の住む地域にあるのかをあらかじめ知っておき、必要な時に上手に利用できると良いですね。