「賃貸でずっと暮らしていくのも良いけれど、やっぱり自分の持ち家が欲しい!」
「子供も産まれたし、そろそろ注文住宅を考えたいな。」
「マンションではなくて、庭付きの一戸建て住宅を建ててみたいな。」
きっとこのような願望から、注文住宅を考えている人も多いのではないでしょうか?!
建売住宅とは違って、注文住宅は自分たちの要望をたくさん取り入れて、自分好みの住まいづくりができます。
しかし、建ててみてから失敗したな…という部分も出てくるのが本音なのです。
そこで、今回は、注文住宅を新築するときのよくある失敗談や、家づくりの注意点を実体験を交えて紹介します。
憧れのマイホームを建てる前に、じっくり読んでいてくださいね。
注文住宅でよくある失敗事例
間取りに失敗
注文住宅を建てる中で、一番頭を悩ませるのが間取りです。
間取りは、生活していく中で不便を感じないように、動線などを考慮しながら決めていきます。
我が家も注文住宅で建てました。
築2年となりましたが、間取りにこだわってよかったなと思う部分と、ここはもっとこうしてればよかったなと後悔していることもあります。
玄関の広さ
間取りでよくある失敗例は、玄関の大きさです。
玄関は、滞在時間も短いから必要最低限の大きさでいい!と決めてしまうと後から後悔することになります。
大きな荷物を抱えて買い物から帰ってきたときや、たくさんの来客が来たとき、やはり狭い玄関だと圧迫感が半端ないです。
私の友人の建売住宅はアパートのような狭い玄関なのですが、大人数で引っ越し祝いに駆け付けた時、かなり狭く感じまたし、何より暗くも感じました。
玄関の大きさにケチることなく、玄関は家の顔でもありますから大きくすると良いでしょう。
トイレやリビングドアの位置
トイレの位置やリビングドアの位置で失敗することもあるあるです!
例えば、玄関ドアを開けてすぐにトイレのドアが見えていたり、リビングドアが見えていたりするのはNGです。
だって、家族の誰かが来客の対応をしていたり宅配便の受け取りをしていたりするときに、トイレに行くことができないのです。
トイレに行く姿を見られるのってなんだか恥ずかしいですよね。また、トイレから出るのも躊躇してしまいます。
また、玄関に来客がいるときに、リビングドアを安易に開けられません。
来客からリビングの中が丸見えになってしまうのです。
おもちゃや服が散らかっている部屋を見られたら恥ずかしいです。
間取りは何度も何度も頭の中で推敲し直して、納得のいくものを建築士の方に作ってもらいましょう。
家づくりの注意点
家づくりを始めるときにはいくつかの注意点があります。
まず、ハウスメーカーや工務店をしっかりと吟味することです。
有名なハウスメーカーから、その地域にしかない工務店など家づくりを手伝ってくれる会社は本当にたくさんあります。
ハウジングセンターに行くと、素敵なモデルハウスにつられて、思わず一軒目に入ったハウスメーカーに決めてしまいそうになりますが、ちょっと待ってください!
必ず、見積もりをとってもらいましょう。
希望する間取りや坪数などを伝えます。そして、同じように他のハウスメーカーでも見積もりを作ってもらい、比較検討するのです。
必ずみなさんには予算があると思います。
その予算で建てられるのかをまずは判断しましょう。
そのハウスメーカーや工務店の強みを知ることも大切です。
デザイン重視をアピールしていたり、耐震に強いことをアピールしていたりと会社によっても様々です。
ここで一つ言っておきたいことは、耐震はどこの会社も力を入れています。
災害の起きる頻度も高い日本ですので、そこは手を抜いていません!
そのため、みなさんがデザインを大切にされたいのか、または木造が良いのか鉄筋「がよいのかなどしっかりと目的をもって選ぶことも大切なのです。
家づくりをする中で、注意してほしいことはもう一つあります。
それは打ち合わせを大切にすることです。建築士や現場監督、インテリアコーディネーターと何度も何度も打ち合わせをします。
よく聞くのが『最後の方の打ち合わせは、もう疲れてしまって適当に決めちゃった』という残念な言葉です。
結構多いのですよ!
確かに、毎回最低でも2時間は取られる打ち合わせに、赤ちゃんや小さな子を連れていき、ずっと座りっぱなしで疲れてくるのもわかります。
ですが、一生住む家のことを、その打ち合わせで決めてしまうのです。
しっかりと集中して、自分の頭をフル回転させながら打ち合わせに臨んでいきましょう。
以下の記事も参考にしていただければ幸いです。

まとめ
注文住宅は決めることも多く、建売の方がよかったかな…マンションでもよかったかな…と途中で頭にふと浮かんできます。
しかし、建ってみると満足感は計り知れないほど大きいですし、達成感が半端ないです。
そして、何より愛着度が違うのです。
後悔しない家づくりにならないように、たくさん見て比較して作っていってくださいね。
みなさんの家づくりが素敵な思い出となりますように願っております。