「犬を飼うと旅行に行けなくなるよ」と友人からの言葉、犬を飼いたいと思うけど本当に旅行に行けないのでしょうか?
犬を飼うことで行動に制約がでることは分かっていますが、旅行に行きたいと思うこともありますよね。
旅行中犬の世話はどうしたらいいの?
この記事では旅行に行く時、愛犬をどうするのか、預ける場合の注意点やまた一緒に旅行に行く時、準備に必要なものをお伝えしていきます。参考になれば幸いです。
犬を旅行の時は預ける?
『犬がいるから旅行に行けない』『預けて旅行に行く』『自宅で留守番させる』という方いらっしゃるかと思います。
飼い主さんの考え方や対応の仕方もそれぞれです。
犬を連れて旅行は色々と準備が必要ですので、「さぁ旅行に行こう」すぐに行くのは正直難しくなります。
旅行が行けなくなることで制限と感じるかは、人によって感じ方は違うでしょう。
しかし、犬を家族の一員として迎え入れた以上犬に限らず動物を飼うということは、リスクが伴う覚悟をしないといけません。
犬を旅行に行く際、預けることも一緒に連れていくのも飼い主さんの判断ですが、犬を飼っていても旅行に行くことはできます。
預ける場合、事前に信頼できる知人やペットホテルやペットシッターを見つける必要があります。
親しい友人・親族に預かってもらう
気心が知れ仲のよい友人に預かってもらえたら、飼い主さんも安心できると思います。
普段から愛犬とも交流がある人、なお犬の扱いに慣れている人に預けるのが理想です。
親しき仲にも礼儀ありというように、お土産などお礼として用意する必要があります。
実家が近ければ、実家も安心できる預け先となりますが、友人・親戚であれ少なからず犬を預かるということは、負担になりますので相手のことを考えてお願いするようにしましょう。
ペットシッターに依頼する
ペットシッターを利用する条件は、朝出発して夕方には帰るケースで、愛犬の警戒心が少ない・短時間の留守番ができる場合に利用できます。
飼い主さんが不在でありますが、自宅でお留守番できる環境はストレスの軽減になります。
ペットホテルと違って、時間制で料金が決まるところが多いです。
ご飯や散歩など、依頼するサービス内容によって料金も変わってきます。
内容次第では、別途オプション料金がかかることもありますので事前に確認をしましょう。
ペットホテルを利用する
動物病院のペットホテル・空港のペットホテル・サロンのペットホテルに預ける方法があります。
人間のホテルと同じでピンからキリまであります。
お散歩や毛のお手入れ、エステを行うところも、どう過ごしているか動画や写真を送ってくれるサービスも出ています。
動物病院のペットホテルを検討する場合、事前に問い合わせしてください。
預ける方法として、ペットホテルなら安心して任せられますね。
どのペットホテルを選ぶにしても、まず見学したり一時預かりを利用するなどして、相性みることも必要です。
環境に慣れさせてあげる方が犬のストレスも軽減できるかもしれません。
お住まいの近くにある、ペットホテルに問い合わせてみるのがよいでしょう。
一緒に旅行へ行く
預けるのではなく、一番安心できる方法として一緒に旅行に行くことです。
大好きな飼い主さんと過ごせることが何よりもの喜びですし、今は宿泊できる宿・ホテル・ペンションも多数あり、一緒に楽しめる施設も充実しています。
人間と同じで愛犬もストレス発散ができる機会や気分転換と楽しい刺激を受け、健康にも繋がるでしょう。
預け先に伝えておく内容
- 愛犬の持病の有無
- 持病があれば薬、投薬が必要な場合は説明をする
- 緊急時に備えて、動物病院の連絡先を伝える
- 愛犬の性格
- 散歩の時間や癖
愛犬の情報は口頭で伝えるより、メモ書きがあると分かりやすいですね。
ホテルなどでは対応するスタッフの間でシェアしやすいメリットがあります。
預ける前の注意点
愛犬は話せなくても、飼い主さんの言動や行動をよく見ています。
飼い主さんが預けることに対して不安や心配しすぎると愛犬も飼い主さんの気持ちを感じとります。
初めての環境で長時間のお留守番と、飼い主さんと離れることはストレスを感じる元であることを忘れないでくださいね。
犬と一緒に旅行に行く
海外、国内を問わず、愛犬と旅行へ出かけるために準備する必要があります。
犬と一緒に旅行に行くと決めたら、旅行プランを立てよう!
まずは行き先選び、どこへ行こうかワクワクしますね。
愛犬とどんなことをしてみたいですか?
次にどんなホテルにしようか、食事も楽しみのひとつです。
ホテルは愛犬と一緒にくつろげるところがおすすめです。
インターネットでホテルを探す時、 例えば「ペット 泊まれる ホテル」と検索すると色々とでてきますし、それ以外にも検索するとたくさん情報が載っています。
ホテルの近隣情報もチェックを!旅行先でしかできないことやランチ先、ドッグランはあるかなど知っておきたい情報はメモを取り携帯に保存しておくと便利です。
万が一の時に、近くにある動物病院も調べておきましょう。
できるだけ出発前に、時間をかけて調べておくことをオススメします。
旅行で準備する荷物
ホテルごとに用意されている備品が違うため、しっかり情報をチェックしましょう。
用意されているものがわかれば、準備する荷物が仕分けしやすくなりますね。
旅行先で体調を崩すといったことや、何があるかわからないので消耗品など持っていくと便利なものや準備するものをご紹介していきます。
- ワクチンの証明書
- 食べなれたおやつ・フード・水
- リード
- お気に入りのおもちゃ・ベッド
- ケアグッズ
- キャリーバッグ
- 虫除けスプレー
ワクチンの証明書
普段持ち歩くことはないかもしれませんが、『狂犬病予防注射証明書』『ワクチン接種証明書』『鑑札』忘れずに準備して旅行中持ち歩きましょう。
鑑札が首輪についている場合は持ち歩く必要はありません。
宿泊施設やドッグランなどで、提示を求められることがあります。
いつでも取り出しやすいように、必要な証明書はポーチやケースに入れておくと便利です。
食べなれたおやつ・フード・水
旅先ではいつもと違う環境になるので、いつも食べているものを用意してください。
すぐに取り出せるように、密閉できるジップロックなどの保存袋に、1食分ずつ小分けにしておくとお腹をすかせた時にすぐにご飯の準備ができますね。
旅の途中も必ず水分補給を、特に夏は熱中症の危険も高くなるため、こまめに水をあげるようにしてあげましょう。
リード
普段の生活と同様で、どこに行くにもリードは欠かせません。
いつもと違うにおいは、興奮や緊張をして予期しない行動をとることもあるかもしれないので、決してリードを手放さないように気をつけましょう。
リードがあれば旅行中も楽しい時間を過ごすことができます。
お気に入りのおもちゃ・ベッド
いつもと違う寝床だと寝付けないことがあります。
施設によりますが、ゲージが必須なところもあり、ベッドが必要か確認をしてください。
できれば使っているベッドを持参しましょう。ぐっすり安心して休めるようお気に入りのオモチャを側に置くのもいいですね。
ケアグッズ
マナーパンツ(女の子犬の生理対策として)、ウェットティッシュ・トイレシート・マナーポーチ。
普段、粗相しない子でも環境が変わることで粗相してしまう可能性もあります。
床を汚さないために、吸水性のある敷物は多めに持参しておくと安心できます。
お店に入る前や車に乗せる時に、サッと拭き取れるウエットティッシュは、結構使うシーンがあります。
トイレへ流せるタイプのウェットティッシュを準備しておくと、より安心できるでしょう。
洋服はどちらでもよいですが、抜け毛の予防として着せていることもでき、機能面に優れた洋服もありますからあると便利な面もあります。
キャリーバッグ
リュックタイプや手提げ・抱っこ紐(スリング)タイプがあります。
キャリーバッグに慣れていないとストレスになるので、旅行前に慣らしておきましょう。
虫除けグッズ
早いと梅雨の時期に蚊がいることがあります。外はもちろん室内にも蚊は侵入してくるので、犬用の虫除けスプレーしておけば、虫刺されの予防にもなります。
必須ではなくても、荷物にまとめておくといざというときに役に立ち安心もできます。
まとめ
犬を飼っていても旅行に行くことはできます。また、愛犬と一緒に行くと選択肢もあります。
ホテルやペットシッターなど預け先によってサービス内容や料金は違いはあります。
預ける場合は、愛犬の情報はしっかりと伝えていることが大事です。
旅行を決めたら「持ち物チェックリスト」を作り必要なものを揃えて、万全の準備で出発しましょう。
ぜひ愛犬と初めての旅行を一緒に楽しんでくださいね。