春先になると花粉症で辛そうにしている人を見てきました。
今まで花粉症と無縁だった私は生まれて25年目にかかってしまい、鼻水や目の痒みにたまらず、毎日花粉をいかに寄せつけないか奮闘。
花粉症歴が長い同僚に相談すると、食べ物で花粉症を改善できるらしいと聞き、花粉症の対策にヨーグルトなど色々とあることが分かりました。
今回はヨーグルトの正しい摂取方法から花粉症に効果のある食べ物、花粉を目に入れないサングラスをご紹介します。
花粉症対策に必須の知識!本当に効果がある食べ物や正しい摂取の仕方
一般的に花粉症になると、「くしゃみ」「鼻水」「鼻づまり」「目の痒み」など引き起こします。
風邪と変わらない症状に似ていて異なるのが花粉症、花粉が舞い続ける期間は対策を取らないと憂鬱な季節です。
実に日本人の4人に1人は花粉症にかかっていると言われているのです。
病院の薬を飲む、健康食品で対策などありますが、腸内環境を整えて体がアレルギーに負けないようにすること。
体質を変えるには「食べ物から改善できるかもしれない!」と色々調べてみました。
花粉症と食べ物の関連性の研究は行われてはいるものの、薬ではありませんから速効性を得られるものではないことを念頭に置きましょう。
花粉症におすすめの成分と食べ物
まず初めに花粉症に効果があるとされる、さまざま成分と食べ物を見ていきたいと思います。
乳酸菌(ヨーグルト・飲むヨーグルト・キムチ・ぬか漬けなど)
腸内環境を整え、腸内の免疫機能を正常に保つ働きがあります。ヨーグルトに腸内細菌のバランスを整えて腸を健康にする働きがあります。
αリノレン酸(シソまたはシソ油)
しそにはαリノレン酸や抗アレルギー成分が鼻の症状に効果があると言われています。
EPAやDHA(サバ・イワシなどの青魚)
青魚に含まれるエイコサペンタエン酸やドコサヘキサエン酸が原因物質の生成を抑え、花粉症などのアレルギー予防・有効であるとされています。
きのこ(しめじ・まいたけ・エリンギ)
ヨーグルトとの共通点は、腸内環境を整えること!きのこに含まれる食物繊維が豊富なため、善玉菌が増えると自然に腸内が整い、花粉症対策に有効です。
ヨーグルトの効果と種類
花粉症などアレルギー症状の軽減に繋がると言われているのはなぜか。
実はヨーグルトにある「乳酸菌」がカギとなっています。
アレルゲンの花粉が目・鼻から入ると「IgE抗体」と呼ばれる免疫物質が体内で生成されます。
このIgE抗体とアレルゲンがくっつくと「ヒスタミン」が分泌され、不快な花粉症状がでてきます。
外部の刺激で体が敏感に反応する状態なので、
花粉症などのアレルギー症状を阻止するIgA抗体を増やすことで過剰な反応を落ち着かせることができます。
IgA抗体は腸内で作られるため、乳酸菌の接種で善玉菌が増えるとIgA抗体も増やせます。
ヨーグルトは免疫機能を強化し、症状を抑制してくれる効果があるのです。
腸内の善玉菌を増やすことでIgA抗体も増やせます。
乳酸菌は免疫を高め、腸内環境も整え、体質改善や花粉症の症状を緩和に繋がります。
パックに入った食べるヨーグルトの種類をご紹介します。
■『明治ブルガリアヨーグルトLB81プレーン』(明治)
■『明治 LG21ヨーグルト』(明治)
■『ナチュレ 恵 megumi』(雪印メグミルク)
■『ダノンビオヨーグルト プレーン・砂糖不使用』 (ダノンジャパン)
■『小岩井 KW乳酸菌ヨーグルト』(小岩井乳業)
■『R-1ヨーグルト』(明治)
紹介した以外のヨーグルトを摂取しても問題ありません。
また、飲むヨーグルトも手軽に飲めておすすめ!持ち運びにも便利な小さなサイズがあります。
ヨーグルトを摂取の際のポイントは、人の腸にはそれぞれ相性のいい乳酸菌があって、合う乳酸菌しか住み着きません。
たくさんのヨーグルトが販売されているので、腸内細菌の多様性を高めるために、色んな種類のヨーグルトを摂取しましょう。
ヨーグルトの効果は嘘?
ネット上で「ヨーグルトの効果がなかった」「嘘」という意見がありますが、ヨーグルトを食べたからといって花粉症は治りません。
あくまで、体質改善をする補助的な役割としてアレルギー症状を緩和してくれるものだからです。
また、誰もが100%効果が得られる保証もないです。
ヨーグルトを食べる時期と量は?
スギ・ヒノキの花粉以外にも、花粉は1年中飛んでいるため、本格的な花粉のシーズンでなくても摂取して体質改善するのがおすすめです。
花粉のシーズンがくる最低2ヶ月前~6ヶ月前に摂取し始めることで効果がみられるようです。
定期的に食べることで、その効果が発揮できます。
食べる量は1回に大量に食べるよりも100g~200gと決まった量を摂取しましょう。
自分で食べても飽きない量を見つけてみてください。
味に飽きたな~って日は、フルーツや野菜などを混ぜてスムージーにしたり、きな粉やはちみつ・ナッツをかけてみるのもおすすめです。
朝食に摂取すると必要なたんぱく質が摂れて、外的の刺激や菌の感染力を予防する効果が期待できます。
夜の摂取は就寝の数時間前がおすすめ、寝てる間は外的の刺激がない分、栄養素がしっかりと腸に届きます。
花粉症対策用メガネはダサいし効果もあまり無い!?正しい身につけ方とは
花粉症で目の痒みに充血と強敵の花粉から目を守るアイテムとして、花粉用のメガネがあります。
普通のメガネを装着するだけでも花粉の接触を軽減してくれます。
コンタクトを使用している人も、花粉症の対策にメガネに切り替えてみるのもいいかもしれません。
メガネよりもコンタクトをどうしても使いたい場合は、1日で使い捨てる「ワンデー」のものを選びましょう。
洗浄して何度も使い回しするのはおすすめできません。レンズに花粉が残っている可能性があるからです。
花粉症のメガネはゴーグルのようでダサいし、デザインで使用をためらうこともあるかと思います。
デザインよりも実用性重視であったメガネにも、最近では普通のメガネと変わらないデザイン性が高いものが増えています。
ゴーグル型のメガネをかける方が花粉対策になります。
1度は耳や目にしたことがある有名なメガネメーカー「Zoff」「眼鏡市場」「JiNS」3社の花粉カット率は95%〜98%、裸眼に比べるとこのぐらいカット率があるようです。
一般的なメガネの花粉カット率が約40%と、花粉用の方が効果が高くなります。
ただ自分自身に適したメガネを選ばなければ、万全の花粉対策は難しいです。
そこで、花粉用のメガネ選びのポイントをご紹介します。
顔にフィットするメガネを選ぶ
花粉はわずかな隙間から侵入してしまうので、顔に合わせて密着性の高いものを選ぶようにしましょう。
ポイントとして上下左右とあらゆる角度からブロックできるデザインのメガネがおすすめです。
通販で買うこともできますが、装着を試すことができないので、購入したものの合わないという事態を防ぐため試着をしましょう。
フィットするメガネなら、かけるだけで花粉を侵入させません。
メガネの機能にも注目
花粉のブロック以外に紫外線をカットするレンズや曇り止めを採用したメガネもあります。
スポーツを楽しむ機会が多い人には、スポーツ用の花粉症メガネを選び、用途に合わせたメガネを選びましょう。
花粉が飛散する季節は紫外線量も増える時期なので、UVカットのあるメガネは役立ちます。
マスクと併用すると、メガネが曇りやすくなるため、クリアの視界が維持されにくくなります。
レンズに曇り止めが施されたレンズを選ぶか、
メガネに曇り止めスプレーで防止する策もあります。
まとめ
花粉症に効果があるとされる食品は多様にありますが、中でもヨーグルトは免疫力強化、アレルギー症状を緩和する働きがあります。
速効性がないこと、誰でも効果があるものではありませんが、色んな種類のヨーグルトを食べ続けることに意味があります。
花粉用のメガネを選ぶ際は、花粉の侵入をブロックするゴーグル型です。
メガネは店舗で装着し、あなたの顔にフィットするサイズを選びが失敗しないポイントです。
ゴーグル型の花粉用メガネは、色やデザインが豊富になっているため、探せばきっとお気に入りのメガネが見つかりますよ。