念入りにまずはブローからアイロンで伸ばしてやっと完成、セットに時間をかけたのに、汗をかいたら生え際から癖がよみがえる。
梅雨の季節は湿気で髪の毛がうねり・広がり、髪型完成させるまでに、毎日髪の毛に費やす時間をどうにかしたい!
美容室での縮毛矯正はすぐに効果が得られて持ちがよく、髪の毛がストレートになることで毎日のヘアスタイルにかかる時間が短縮できます。
- 頻度はどれぐらいがベスト?
- 一回の縮毛矯正はどれぐらい時間がかかるの?
今回は、縮毛矯正をあてる頻度と、縮毛矯正はどのくらい時間がかかるのかご紹介します。
頻度はどれぐらいがベスト?
結論から言いますと、縮毛矯正を受けるのに適切な頻度は個人差によって変わってきます。
どうして頻度が変わるの?それはあなたの「髪質・長さ・クセの強弱」です。
なので、絶対にこの頻度で美容室に行かないといけないとは明確に言えませんが、目安としては「3~4カ月」「6カ月」「1年」のタイミングです。
一番短くて3ヶ月~最長1年くらい間隔をあけていきましょう。
2回目以降は、だいたい根元から生え際が伸びてくる3~4カ月頃が理想です。
先程と同じ繰り返しになりますが、あくまで理想の頻度であり、個人で髪質や癖の度合いで通う頻度に差がでます。
例えば、梅雨がやってくる季節(6月に1回目)のタイミングで美容室に行く場合(3~4ヶ月のペース)
- 6月(1回目)→9~10月に(2回目)の縮毛矯正となります。
- 9~10月→12~1月(3回目)
- 12~1月→3~4月(4回目)
一例ですが、一年間で縮毛矯正をあてる目安と回数がひとめで分かりますね。
魅力的な髪の毛を維持するためには、期間をあけることも大切です。
同じ頻度で縮毛矯正をかけると髪の毛への負担も軽減することができますね。
時間の経過と共に根本から新しい髪の毛が伸びてくるため、常にストレートヘアを保ちたい場合は定期的に通いましょう。
そのため、担当の美容師さんに相談しながらあなたに適した頻度を決めましょう。
半永久的に縮毛矯正がもつ?!
一回縮毛矯正をかけると、生えてくる髪の毛を除いて施術をかけたストレート部分は半永久的に戻ることはありません。
かけた所はずっと縮毛がかかったストレートのままで維持されます!
この時、縮毛矯正後1週間以内に癖が出てくることがあれば、きちんとかかっていなかった可能性があるため、美容室に連絡をしましょう。
縮毛矯正後の注意点は
縮毛矯正をした後はアフターケアを忘れないようにしましょう!
サラサラになったストレートヘアに仕上がりますが、縮毛矯正はきつい薬剤を使って仕上げるため髪の毛にダメージを与えます。
薬剤とアイロンの熱を利用して髪の毛を伸ばして行う縮毛矯正は、パーマをかけるよりも髪の毛にダメージを与えるのです。
縮毛矯正を受けた後は、髪の毛を労りケアをしてあげる必要があります。
洗髪の後はコンディショナーやリンスを使わうよりは、髪の毛の内部にまで浸透するトリートメントがとても効果的です。
- 結ばない、編み込まない
- アミノ酸系の弱酸性のシャンプーを使う
- 乾かす前に洗い流さないタイプのヘアオイルまたはトリートメントでなじませる
- 自然乾燥させない
結ばない・編み込まない
髪の毛を結ぶのは48時間後(2日後)経過してからにしましょう。薬剤が染み込んだ髪の毛はストレスがかかり不安定です。
この48時間(2日間)はクセがつきやすいので、髪の毛を結んだり、編み込む髪型は避けてください。
何気に耳にかけることもあるかと思いますが、この仕草がクセを残してしまうことになります。注意をしてくださいね。
アミノ酸系の弱酸性のシャンプーを使う
縮毛矯正したその日にシャンプーをしても構いません。
洗髪後に明らかにクセが出ていたら、きちんとあたらず髪の毛に浸透しなかったせいかもしれません。
つまり、失敗の可能性があります。
本来、髪の毛は弱酸性で、縮毛矯正で使う薬剤はアルカリ性で出来ているため、髪の毛はアルカリ性の状態です。
正常な髪に戻してあげるように洗浄力が弱めな
アミノ酸系のものを選びましょう。
乾かす前に洗い流さないタイプのヘアオイルまたはトリートメントでなじませる
縮毛矯正後は髪の毛の中の水分が抜けやすいため、オイルなど浸けない状態で乾かすとパサつきの原因となります。
ドライヤーの熱から水分を失わせないためため、「ヘアオイル」や「洗い流さないトリートメント」はおすすめです。
自然乾燥はさせない
髪の毛は濡れたままでは傷みやすい状態になっていて、お風呂から上がったら早めにドライヤーをしましょう。
トリートメントをしっかりと塗り込んでいても自然乾燥のまま放置をすると、髪の毛から水分が失われて乾く頃にはパサパサになっています。
一回の縮毛矯正はどれぐらい時間がかかるの?
縮毛矯正を行うと「サラサラのストレートヘア」になれますが、縮毛矯正は時間がかかるのが難点でもあります。
お店ですぐにシャンプーをしてカットに入る形とは違い、始める前に美容師の方からカウンセリングを受け、髪質などを判断して縮毛矯正にとりかかります。
アフターケアの時間も含めて施術工程が多いため、平均3~4時間はみておきましょう。
髪質、髪の毛の量、クセによって4時間以上かかる場合もあります。
そのため、時間を気にせずにゆっくりできる日を選ぶと良いです。
縮毛矯正は施術時間がかかります。あらかじめ予約を取っておかないと行えない場合が多いです。
なぜ縮毛矯正は何時間もかかるのか解説したいと思います。
※これから解説する一連の施術工程は美容室で異なることがあります。
それでは、工程の順番を見ていきましょう。
【1】カウンセリング
美容師の方に最初に問診が行われます。アレルギーがないか、縮毛矯正が初めてか、髪質、
髪の毛のダメージ、クセの強さなどをくまなくチェックします。
気になることがあれば、この段階で必ず聞いておきましょう。
【2】軽くシャンプー&前処理
軽くシャンプーをして、整髪料など髪の毛に残る汚れを洗い落としていきます。
生え際の皮膚を保護するために、クリームをぬります。
髪の毛が受けるダメージを最小限に抑えるため保護剤をしてから、縮毛矯正の薬剤(1剤)を塗ってラップを巻いていきます。
【3】薬剤(1剤)を流すために洗い流す
薬剤(1剤)をよく洗い流し、完全に髪の毛を乾かします。
【4】乾いたらストレートヘアにする
アイロンを使って髪の毛を少しずつ取ってストレートに伸ばしていきます。
丁寧に伸ばしていくために、時間がかかります。
【5】縮毛矯正の薬剤(2剤)を塗る
さらに薬剤(2剤)を塗り、髪の毛に浸透させるためそのまま時間がくるで放置します。
【6】薬剤(2剤)を洗い流す
薬剤(2剤)をよく洗い流します。トリートメントで髪に栄養を与えて保護をします。
【7】乾かす
完全に乾けば完成です。
※カットを希望する場合は、最終の乾かすタイミングで行ってもらえるところもありますが、
美容室によってどのタイミングでカットするかは異なります。
まとめ
髪の毛のクセを直すための効果的な方法は、それは縮毛矯正です。
クセでヘアスタイルが決まらなくて、サラサラのヘアスタイルに変えたい方に縮毛矯正は最適な施術方法です。
クセに強弱があっても、1度縮毛矯正を行うと数か月単位で持続します。
縮毛矯正をあてる頻度は、個人の髪質やクセにより期間はさまざまです。
「この頻度で来られるといいですよ」とあなたに合う目安を美容師の方が教えてくれますよ。
縮毛矯正は最終の仕上げまでいれると、どうしても長時間(平均3~4時間)かかります。時間に余裕のある日を選んで予約を入れましょう。