子供が幼稚園や保育園に入園や入学をすると、多くの主婦がアルバイトを始めます。
実は私もその一人です。入園したことで少し一人の時間ができたので、久々に社会に出て働くようになりました。
職場にも同じような主婦の方が多く、みなさん子供の帰宅に合わせて勤務時間を調整しています。
しかし、働くとなると主婦が気になるのが扶養問題ではないでしょうか？！
専業主婦の場合は、旦那さんの扶養に入っていたことで、旦那さんの会社から扶養手当ももらっていましたよね。
アルバイトを始めた途端、扶養手当がもらえなくなると困るという主婦も多いです。
そこで今回は、扶養のままでいる場合の主婦の年収について紹介します。
是非主婦の方々は参考にしてください！
年収はどれくらいまで扶養にいられる？
扶養でいられるのは、一体いくらなの？！と気になる方も多いですが、どこで誰に聞いたら教えてくれるのか分からない人も多いです。
まず、扶養に入っているとどんな利点があるかご存知ですか？
一つ目は、扶養に入っている主婦は所得税の納税免除となります。
二つ目は、旦那さんの勤務先から扶養手当が支給されることです。
扶養手当は、会社によって様々です。ちなみに私の旦那さんの会社から支給される扶養手当はあってもなくても良いなと思える額です…。
では、年収いくらの範囲内であれば、扶養に入ることができるのでしょうか？！
それはずばり『103万円』です。
私も気になって、税務署に確認したのですが、103万円を超えると扶養から外れてしまうそうです。
しかし、旦那さんの給与所得が1000万円以上を超えてしまうと、どんなに103万円以内に抑えようと頑張っていたとしても、自動的に扶養から外れてしまいます。
また、主婦の方が他の家庭の扶養内に入っていると、適用されないものですのでご注意くださいね。
最近芸能人でもとても多い、事実婚や内縁関係の場合も、適用されません。
平成30年1月1日からは少し改正されたものもあります。
それは配偶者特別控除です。
主婦の年収が103万円以下でないと旦那さんは38万円の控除を受けられなかったのです。
それが、変更されて、主婦の年収が150万円以下までになりました。
控除を受けられる金額や年収は、様々です。
簡単に言えば、旦那さんの年収で控除される金額が大きく変わります。
高所得の旦那さんは、控除される金額は大変少なくなります。
どうしても、わからないという場合は、アルバイトやパート先の事務担当の方に問い合わせてみたり、旦那さんの職場に問い合わせてみたりすることもおすすめです。
私のように、税務署に問い合わせる人も多いようですよ～！
扶養家族のままでアルバイトやパートに出るなら週何日がベスト？
主婦の方は大抵、扶養のままでいたいと考えます。
私の周りの友人も口々に「103万越さないように働かないといけない」と言っています。
正社員で働く主婦の方には全く関係のない話でありますが、特にアルバイトやパートの方にとっては大問題です。
扶養家族のままでいたい場合には、週に何日働くことがベストなのでしょうか？
これには、時給も関係してきます。例えば時給950円の職場で働いている私は、
週に２～３日程度を４時間ほど勤務しています。月に１０日程度の勤務です。
そうすると、年間で多くて約５０万円です。
これならば、１０３万円の壁は越さずに済みますので、扶養に入ったままで働き続けることが可能です。
しかし、最近では最低賃金も一昔と比べると大幅にアップして、時給も上がっていますので、時給１０００円の職場も珍しくなく、多くなってきました。
勤務時間も子供が学校から帰宅するまでの８時から１５時までなど、夕方まで働くパートの方はとても多いですよね。
そうなると、週に３日程度働くだけで、年間で１０３万円は余裕で越してしまいます。
どうしても扶養家族に入っていたい！入っていないといけない！という主婦の方は、職場の人とも相談しながら日数調整をしましょう。
また、最近ではパートやアルバイト探す時に、あらかじめ「扶養内OK」という文字も見かけます。
そういった職場であれば、扶養に関しても理解がありますので、そういったところから探してみるのもアリですね。
まとめ
扶養の話は、よく分からないから適当にやり過ごしてきたという主婦の方もいますよね。
とにかく旦那さんから、「１０３万は越さないで」と私のように忠告だけされる人もいるでしょう。
旦那さんの年収が１０００万円以内であれば、とりあえず１０３万円を越さなければ扶養内に入っていられます。
扶養に入っていると、所得税も免除されますし、扶養手当ももらえますので、結構良いことだらけです。
扶養家族にいたい主婦の人は、上手にパートやアルバイト先を探して、勤務日数や勤務時間を調整していきましょうね！
