小学校受験ってかわいそう?

子育て

我が子の成長につれて、子どもの教育面が気になるようになりますよね。

親として子供には良い環境で、教育を受けてもらいたいと思うものです。

小学校を受験しようか悩みが出てくるのではないでしょうか。

 

また早期教育「小学校受験」は、かわいそうという意見がネット上でもありますが、小学校受験は本当にかわいそうなものなのでしょうか?

 

小学校受験のために、塾の入会を検討している方も多いことかと思います。

 

今回の記事では、小学校受験のメリット・デメリットと小学校受験にあたり塾はいつから通うといいのかをお伝えします。

 

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小学校受験のメリット・デメリットは?

小学校受験には、メリット・デメリットがあります。ひとつずつみていきましょう。

メリット

価値観の近い家庭の親子と関われる

小学校受験を経験した人たちが集まりますし、教育に対して熱心なご家庭が多いです。

 

保護者同士の価値観が近い傾向にあり、考え方や通っている習い事も似てくるため、価値観の近いご家庭のお子さんが集まりやすいと言えます。

 

保護者と知り合いになることは親同士で小学校受験に有益な情報をお互い交換し合えます。

教育熱心な親御さんが揃っているので、親同士も有益な情報交換ができる

 

近所の小学校が荒れていれば回避できる

公立の小学校が悪いというのは意味ではありませんが、近所の公立小学校が荒れているという場合、良くない評判を聞いたら不安になりますよね。

 

荒れている小学校に入れることを回避できます。また、公立の小学校では毎年先生の入れ替わりがあるため、校風の安定に欠ける面があります。

 

中・高とエスカレーター式と内部進学が可能

学校にもよりますが「中学」「高校」「大学」と併設している学校も少なくありません。

 

一貫教育を受けることができますので、のちに中学・高校受験をせずに大学に進学できる可能性があります。

 

質の高い教育が受けられる

小学校それぞれに特色があり、同じ私立でも教育内容に違いがあります。

 

授業では手厚いサポートが受けられ、独自のカリキュラムや英語教育に力を入れている所や、子供たちの学力レベルがある程度そろっているため、充実した教育を受けることができます。

 

また、カトリックや仏教系など宗教のある学校では、宗教について学ぶ経験もできます。

 

公立の小学校では経験できないような豊富な体験や時間を過ごせます。

 

子供の個性を伸ばしやすい

子供に適した環境の学校を選びやすい点があります。子供の個性に合った学校であれば、その子の良いところや個性を伸ばしてあげられます。

 

子供に合っているか見極める必要があります。

 

デメリット

通学時間・通学手段

私立の小学校に通う場合、通学時間と通学手段の問題が出てきます。

 

スクールバスがある場合は、バス1本で学校まで通学できますが、バスや電車を乗り継いで通学することになります。

 

大半の小学生は朝は早く、帰宅が遅くなることも通学時間が長くなる分、交通安全の対策と防犯対策が重要です。

 

大人に混ざって、ランドセルや荷物を持って1年生が通学することは、想像以上に大変なことと予想され、6年間子供への負担がかかります。

 

入学間もない時期は、無事に学校に到着できたか、乗り換えかできたか心配が多いため、母親が付き添い送るご家庭が多いです。

 

共働きのご家庭では、朝の時間を調節したり、どうしても難しい場合は祖父母のサポートが不可欠になります。

 

帰宅時間が長くなる場合、帰宅後習い事に通う時間が取れないため、子供自身が習い事をしたい・受験後も習い事を続けたいと言われた時に併用が難しいかと思います。

 

金銭的負担

幼稚園と家庭学習だけで対応するのは難しいため、受験に向けて塾や習い事に通い準備するケースが一般的です。

 

授業料や模擬試験料・入会金など発生するためかなり金銭的負担が必要です。

 

小学校入学後にかかる費用についても考慮しなくてはいけないため、ある程度の経済力が必要となってきます。

 

さまざまな費用がかかるので家族で話し合いましょう。

 

精神的負担や子どもが受験を嫌がることも

年中・年長から受験に受かるために塾や習い事に通い、習得することをひとつひとつ丁寧に教えていく必要があります。

 

大人は容易にわかりますが、子どもにとって理解できない問題や習得するのに時間がかかることは当然あります。

 

受験で答えられるように親も熱が入り、つい叱ってしまうこもあるかもしれません。

 

度々叱ることが増えると、子どもは勉強したくない気持ちが大きくなっていき、習得することすら難しくなります。

 

そうなると、親子共々精神的ストレスがかかり負担になります。

 

小学校受験で塾はいつから通う必要がある?

保護者が主体となって情報収集しなくていけないので、塾選びの前におおまかに志望校を選んでおきましょう。

 

受験候補の学校がいくつか決まったら、学校の説明会やオープンスクールに参加して、学校の様子や校風を確認します。

 

学校内の環境・生徒の様子・どんな先生方いるか、先生が子どもたちに対しする姿勢を見ることができます。

 

学校内を見学できるチャンスなので、親子で参加して子供の感想を聞いてみましょう。

 

感想を上手く出てこないこともあるかもしれませんが、親が感じる視点と子供の感じ方は違うこともありますし、子どもの率直な感想が聞けます。

 

親がこの学校に入れたい!と思っても、親と子どもの双方が納得しない形で受験すると無駄になってしまいます。

 

候補に選んだ学校のオープンキャンパスは積極的に参加するのが望ましいです。

 

比較することことで、良さや気になることが見えてきます。

 

次に塾選びを始めます。小学校と同じように体験と見学に行き、塾の雰囲気や先生が子どもとの向き合い方や感覚が合うかどうか見極めが大切になります。

 

合わないと塾に行くことが苦痛になりかねないため、安心して通わせられる塾を選びましましょう。

 

小学校受験において先に志望校を絞る理由は、塾ごとにそれぞれ得意とするものがあり、特色や難易度に応じて指導を行っています。

 

幼稚園で学ぶことも非常にありますし、自宅で年齢に合わせた学びもできます。

 

早くから塾に通う方が万全の対策を取れて有利になるかと思います。

一体いつから塾に通わせるのか時期に悩んでしまいますよね。

 

通わせる時期は人によってそれぞれですが、大体『1年前くらい』から受験対策を始める人が多いようです。

 

計画的に入念に準備することができるからできるのは、年少さんの時期(受験の2年前)です。

 

そろそろ年長さんになる春から、塾に入れようと考え始めた頃には、空きがなくなっている可能性もあります。

 

欠員がでれば入塾は可能となります。しかし、欠員次第では別の塾を探したり、幼稚園児を連れて遠方の塾へ通うケースもあります。

 

随時体験や見学ができる塾もあり、一般的には11月スタートですが、塾によって9月から始まるところもあります。

11月スタートでも、11月に体験や見学をして12月に入会しても間に合います。

 

何歳になったら入らないといけないわけではないため、通い始める時期の決定は予算やお子さんの性格を考えて決定すると良いでしょう。

 

最後に、小学校の受験対策と行うかどうかは人によると思います。

 

まとめ

小学校受験でメリット・デメリットを把握し、家族でしっかりと話し合い納得した上で、受験に挑むことをお勧めします。

 

受験を視野にいれている人は、情報を知っている方がいいので、情報収集を始めましょう。

 

小学校受験の塾は勉強の習慣も身につき教育効果があります。

 

必ず塾に通う必要はありませんが、性格や成長具合を見て本当に我が子に必要があるかを見極めることも大事です。