絵本の読み聞かせって効果はあるの?!と疑問に思っているママもいるかと思います。
その答えは『効果あり』です!
その効果は様々で、メリットばかりです。
でも、どんな絵本を選べば良いのか分からないという人もいるでしょう。
また、忙しくてなかなか読み聞かせしてあげる時間もないという人も。
そこで、今回は保育士資格と幼稚園教諭免許ももつ私が、読み聞かせの効果やおすすめな絵本を紹介します。
是非参考にしてくださいね。
読み聞かせCDの効果は?
絵本の読み聞かせは子供にとって良い効果があるのはご存知ですか?
まず、言葉のシャワーを浴びせることができます。初めて聞く言葉にたくさん出会いながら、言葉の習得をしていくのです。
喜怒哀楽を登場人物から学ぶこともできます。
なぜ怒っているのだろう…どうして泣いているのだろう…とその理由を考えることが、
友達の気持ちを考えることに繋がってもいきます。
と、絵本の効果は様々にあることは知っているママも多いですが、仕事に家事に子育てにとママは一日大忙しです。
特にフルタイムで働いているママにとっては、子供とゆっくり過ごす時間もないくらいですよね。
そうなると、してあげたくても難しいのは絵本の読み聞かせです。
ゆっくり座って、子供に丁寧に読み聞かせなんて時間が全く取れないこともあります。
そんなときにおすすめなのは、読み聞かせCDです。
絵本をママが読む代わりに、CDを流しておくだけで物語が流れてくるのです。
実際、読み聞かせCDの効果ってどうなの?!と思うママもいるかと思います。
CDは絵を目で見ながら聞くものではなく、耳だけで聞いていくものです。
そのため、想像性が豊かになります。
頭の中で、きっとこんな景色が広がっているのだろう…多分こんな顔をしているのだろう…
今この人は怒った顔をしているにちがいない…
そんなことを頭の中でイメージしながら聞くことができるのです。
私は、よく車の中で読み聞かせCDを流しています。図書館に意外とたくさん読み聞かせCDが貸し出しできるようになっていますよ。
寝かしつけにおすすめの絵本
みなさんは、絵本の読み聞かせをする時間帯はいつも決まっていますか?
我が家では夕食後、歯磨きをしてから読み聞かせをしています。
そうすると、落ち着いた気持ちでリラックスして眠りにつくことができるのです。
でも、絵本は図書館や本屋さんに行くとたくさんありすぎて、何を選べば良いのか分からないママも多いです。
そこで、読み聞かせにおすすめの絵本を紹介します♪
ねないこだれだ
『ねないこだれだ』です。
せなけいこさんの作品です。
我が家の子供と私はせなけいこさんの大ファンです。せなけいこさんの世界観が、短いストーリーの中で描かれています。
なかなか寝ない子供の元におばけがやってきて、おばけの世界へ飛んでいってしまうというちょっぴり怖いお話です。
でも、何度も繰り返し読みたくなる不思議な絵本です。
赤ちゃんから読めますよ。
よるくま
『よるくま』もおすすめです。
酒井駒子さんの絵本です。
夜、男の子の元にお母さんとはぐれてしまった迷子のくまの子がやってきて、一緒に探してあげるお話です。
どこを探しても見つからないときのくまの子の気持ちを想像するだけで何だか涙が出てしまいます。
見つかった時のくまのこにホッとします。
何だか、読み終わると、ママと子供がギューッと抱き合いたくなるような気持ちに自然となります。
おばけとおやすみ
最後は『おばけとおやすみ』です。
新井洋行さんの作品です。
おばけシリーズの一冊です。
おばけたちがおばあちゃんの家に泊まりに来るお話です。
おばけたちが眠るまで、読者にもお手伝いをお願いしてきます。布団をかけてあげたり、ベッドを揺らしてあげたり…。
我が家の子供もこの絵本が大好きです。
お手伝いをすることが大好きな3歳頃の子供にぴったりの絵本ですよ。
不思議と、読み終わる頃には読んでいるママと子供も眠たくなるお話です。
3冊紹介しましたが、寝かしつける際に読むポイントは、部屋の照明を明るくしすぎないことです。
ダウンライトの調光機能で少し暗めにしてあげると、読み終わった後スーっと寝てくれることが多いです。
また、読んであげる声も大切です。これから寝るというときに、大きな声で元気よく読んでしまうと、子供の眠気も残念ながら覚めてしまいます。
少しトーンダウンして読んでみてくださいね。
寝かしつけに苦戦しているママは是非絵本と照明の明るさ、声のトーンを真似してみてくださいね。
まとめ
絵本の読み聞かせは、子供にとって大変効果が大きいものです。
また、親子の絆を深める時間でもあります。
でも忙しい時は読み聞かせCDに頼っても大丈夫です。CDだから悪いということは全然ありません。
余裕があるときは、是非寝かしつけ前に読み聞かせもしてみてくださいね。
子供にとってママに読んでもらう絵本はずっと忘れませんよ。
ママも、子供のことを考えながら絵本を選んでみてくださいね。