母子家庭は最近ますます増えています。
小学校へ行くとクラスに3人は母子家庭の子どもがいるほど現在では珍しくもないこととなりました。
母子家庭で頑張るママは、仕事に家事に子育てを全て一人でこなし、本当に素晴らしいと思います。
その中でも子育ての悩みは尽きないのではないでしょうか?
子どもに関わることを全て自分ひとりで決めて、責任も自分でもつことは本当に大変で疲れもたまりますよね。
今回は、母子家庭の子育て悩み5選を挙げて、その解決方法を紹介します。
悩んでいるのは私だけではないのだ…と安心感を持っていいただけたら嬉しいです。
1、子どもがパパの存在を気にし始める
突然子どもから、「私のパパはどこにいるの?」と聞かれることもあるかと思います。
子どもが小さいうちに離婚した方や未婚のままで出産した方は特にこの質問に困ってしまうことが多いです。
答え方は質問してきた時の子どもの年齢にもよります。
ママのお話がしっかりと理解できる年齢になっているのであれば、本当のことを話してあげると良いでしょう。
しかし、そのときパパのことを決して悪く言ってはいけません!
ママにとってはもう顔も見たくない元旦那さんであっても、子どもにとってはたった一人の血のつながったパパなのです。
まだ、ママのお話を理解できない幼稚園生くらいの子どもであれば、
パパはもう会えないけれど、遠くに住んでいるし、あなたのことをちゃんと見守ってくれているのよと伝えるだけで十分です。
あまり本当のことを話しすぎると、子どもは素直なので先生やお友達にすぐに伝えてしまいます…。
上手にやんわりと話してあげてくださいね。
2、休日の過ごし方
シングルマザーのママは平日たくさん働いて、休日くらい休みたい!と思いますよね。
でも子どもはどこかに出かけたいと言うし…。
そんなときは土日のどちらかを子どもと過ごす時間と決めておきましょう。
保育園や幼稚園、小学校までは、やっぱり家族で出かけた話で盛り上がるものです。
そんなとき、「わたしはどこにも行っていない…」と悲しい思いをさせるのも胸が痛みます。
行き先はどこだっていいのです。
公園だって、スーパーに買い物だって、散歩だって、電車に乗ることだって立派なお出かけです!
大切なのは、ママと一緒に過ごすことができたという満足感を味わわせることです。
平日、仕事の帰りが遅くなり寂しい思いをさせてしまっているのなら、この休日の時間にその思いを楽しさで埋めてあげましょう。
3、急な病気のときの対応
シングルマザーにとって一番困るのが子どもの急な病気です。
実家に同居しているのであれば、両親に看病をお願いできることもありますが、
そうでなければ一人で解決しなければいけませんよね…。
仕事は急に休めないという方も中にはいると思います。
そんなとき利用してほしいのは病児保育です。
みなさんの住む地域にも必ずあると思います。
病児保育では、対象年齢もさまざまで生後6ヶ月から小学生までを見てくれるところもあります。
料金はかかりますが、それでも一日預かっていただけるのは嬉しいところです。
また、看護師さんが付いているので、安心して仕事にも行けますよ。
利用するには、事前登録が必要な病院もありますので、あらかじめ調べておくと良いでしょう。
4、思春期の子どもへの対応方法
子どもが男の子である場合、ママではなかなか教えられないこともありますよね。
同性であればよく理解しているので何でも教えてあげられるのですが…。
以前テレビで、中学生の男の子にヒゲの剃り方を教えてあげて欲しいというシングルマザーの方からの依頼があり芸能人が教えてあげている場面を見ました。
女性目線ではなかなか気づけないことも多く、悩むのも仕方ありません。
そんなときは、ママのお父さんや男兄弟にお願いしてみましょう!
思春期となると恥ずかしさも出てくるので絶対に男性からいろいろと教えたほうが素直に聞いてくれると思います。
小学校や中学校の担任の先生が男性の場合も相談してみるといかもしれません。
あとは、メンズ向けのファッション雑誌がおすすめです!
意外と日常生活の中の男性だけの困り事に関する解決法など載っているのですよ~!
私も旦那さんが読んでいる雑誌をこっそり見たら、女性では気づきもしなかったことや、知らなかったことがたくさん書いてありました。
手段はたくさんあります。大丈夫です。
5、子どもの教育方法
周りが学習塾に通い始めたり、習い事を始めたりすると、みなさんの子どもも「やりたい」と言い出すことも考えられます。
でも、金銭面でも苦しいシングルマザーも多いはず。
そんなときは、学校で放課後に行われる放課後学習教室がおすすめです!
地域によって名称も異なりますが、放課後学習教室では教育学部に通っている大学生がボランティアで勉強を教えてくれたり、
サッカーや野球、塗り絵、消しゴムはんこなど様々なことを教えてくれたりするのです。
学校で行われることから安全面もしっかり配慮されていますし、なにより料金が安いことがありがたいです。
塾に行かなくても、グングン力をつけて学習能力が高くなる子どももたくさんいますよ。
子どもも喜んで学校に残って勉強してくれると思います。
是非、放課後の時間を利用して、子どもたちに有意義な時間を与えてあげてくださいね!
まとめ
母子家庭の子育てにおける悩みは、両親揃っている家庭以上に大変なものです。
ひとりで全てをこなす姿は、子どもたちに悲しい思いをさせているより、絶対輝いて見えていると思いますよ。
母子家庭は偏見の目がまだ消えない世の中の雰囲気も若干残ってはいますが、そんなことも気にせず、
子どもたちのために毎日を充実させてくださいね!