食パンを冷凍で1ヶ月経っても食べられる?上手な冷凍保存方法

節約

忙しい朝にぴったりなパン、子供のおやつ用に菓子パンや街中のパン屋さんで家族分のパンを購入すると1回に1,000円越えてしまうことも。
ちょっとでも節約していきたいので、食パンの購入を増やしてみようと考えました。

 

食パンは甘いパンからお惣菜パンまで調理の仕方で変幻自在に変わることから使い勝手がよさそうです。

 

予備に購入して長期保存するため、冷凍しておきたい。食パンは冷凍庫で1ヶ月も保存しても安全に食べられるの?

そこでこの記事では、節約したい方・たくさん買い置きしておきたい方、冷凍しても美味しく食べられる冷凍方法をお伝えします。

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冷凍した食パンは1ヶ月経っても食べられる?

パンは日持ちしない食べ物と知られています。賞味期限が短いと、いざ大量にストックするの難しいです。
冷凍するだけで食パンが長持ちして美味しさをキープできるんです。

結論から言いますと、冷凍した食パンは1ヶ月経っても食べられますが、風味や美味しさは落ちてしまいます。

 

冷蔵庫に入れておいたらいつまでも食べれそうと感じる方もいらっしゃるかもしれません。

冷凍庫で保存が長くなる分、霜がつきやすくなってくるため、食べた時に冷凍やけをします。

保存状態がよく劣化がひどくなければ、2ヶ月~3ヶ月は十分に食べられますが、味の保証はできないです。

 

2~3ヶ月たった食パンは、霜がたくさんついていると予想できますが、食べるには食べられます。

美味しさをキープしたまま食べるには1ヶ月以内に食べきってしまいましょう。

冷凍した方が長持ちしますし、季節問わずにストックしておきたい時は、冷凍保存がオススメです。

なぜなら常温・冷蔵で保存するよりも、はるかに持ちもよく美味しいトーストに仕上がります。

家の環境によるのかもしれないが、夏の常温保存は数日でも傷んでしまうことも、日持ちも悪く、湿気に弱いためカビが生えやすいです。

 

賞味期限まで◯日あるから、「まだ大丈夫かな」なんて油断すると、袋から出すと点々とカビが。。。

もったいないけど食べないで捨ててしまいましょう。

1枚にカビが生えていれば、他の食パンがきれいに見えても、カビに汚染されています。

冷凍することで、カビが生えにくくなるためぜひ冷凍してください。

 

食パンをダメにしてしまっていては、節約の意味もなくなるし、お金もかかっているわけですから、無駄にはできませんよね。

また、常温のまま日にちが立つと、食べた時にパンのパサつきと食感も固くなっています。

実は冷蔵も食パン保存に向いていません。パンの主成分に含まれるデンプンがヒントです。

デンプンは0℃4℃になると、劣化が進むようになっています。

 

冷蔵庫にパンを保存すると、固くなっていたことありませんか?

固くなる原因は、デンプンの劣化が起きているからです。

冷蔵庫内が平均35℃で保たれているため、食パンは冷蔵庫で劣化しやすく、保存は適していないのです。

冷凍庫の温度は-1820℃と低温保存になり、雑菌の繁殖やデンプンの劣化を抑えてくれます。

冷凍のタイミング

袋を開封したら、その日のうちに冷凍をしてしまうことです。

風味や美味しさが落ちない間ですよ!賞味期限が過ぎてから保存しても、失った美味しさは元に戻りませんので注意を。

上手な冷凍保存の方法

袋ごとのまま冷凍庫に入れれば保存はこれで完了!ではありません。

これは、間違った保存方法です。冷凍しても美味しい食パンを食べたいですよね?

保存の仕方で乾燥してパサパサの食パン(冷凍やけ)、パンに嫌なにおい移ってしまったりと、美味しくない状態になります。

 

食パンは冷凍庫にある他の食材のにおいがしていますので、においをシャットアウトするため、密閉する必要がありす。

業務スーパーやパン屋さんで1本売りの食パンは、サンドイッチ用など用途に合わせたり、好きな厚みに1枚ずつスライスして冷凍保存しましょう。

 

また、冷蔵庫の開け閉めによって温度変化が起こり、冷凍やけの原因になります。

パンの美味しさを損なわないためにも、開け閉めの頻度の注意はもちろんのことですが、毎日使う場所だから冷凍庫を開ける回数を減らすのもなかなか難しいですよね。

 

温度変化が少ない一番奥に閉まっておくのがいいです。

食パンを正しい包み方で最後まで美味しく食べましょう。

準備するもの「ラップ」「アルミホイル」「フリーザーバッグ・ストックバッグ」「ストロー(あると便利)

12枚に小分けして、ラップもしくはアルミホイルで包みます。

1枚ずつ包むのはちょっと面倒だわという方、2枚重ねて包んでもOK、その代わりパンとパンが、くっついてしまいますがナイフで隙間を通せば離れます。

ラップとアルミホイルどちらで包んでも1ヶ月以上冷凍していると、内側に霜ができます。

しかし水分が抜けるのを防いで、におい移りが少なくなり乾燥からは守ってくれます。

アルミホイルは、熱伝導率がいいためラップで包むより冷凍するスピードが速く、美味しさが損なわれにくいです。

空気が入ると酸化していくため、空気が入らないようにピッタリなるよう包むのがポイントになります。

 

フリーザーバッグやストックバッグでしっかり密閉して冷凍庫へ

食パンと袋の隙間がなくなるまで、空気を抜いて真空状態を作ってから冷凍庫へ入れましょう。

パンの柔らかさがなくなり潰れない程度に、均等に空気をなくす方法は、フリーザーバッグにストローを挿してチャックを閉めて、ストローで空気を抜きます。

食パンの解凍方法

生の食感と焼く場合の解凍方法をそれぞれ紹介していきます。

冷凍しても生のような食感にするには、冷蔵庫で自然解凍がオススメです。

朝たべるなら、前日の夜寝る前に冷蔵庫に移しておくだけで朝食で食べられます。

常温解凍ですと、23時間くらいで解凍できます。

生の状態で食べる場合は、霜がパンに染み込まないように、キッチンペーパで包んでみてください。

自然解凍してから、焼く時も上記と同じ方法をオススメします。

次に凍ったままや、アルミホイルに包んだままで焼いていく解凍の仕方をみていきましょう。

カリカリパンが好みな方に

カリカリの食パンにしたい時は、凍ったまま焼くことです。

食パンの中に残っている水分が逃げずにいつもと変わりない食パンを楽しめます。

香ばしい風味をプラスしたい方に

香ばしさをプラスしたい時は、麦茶を使って食パンに水分を与えます。

麦茶を水に変えることもできますし、解凍後パンは少なからず水分が減っているので、直接水分を足しても大丈夫なんです。

水では香ばしさはでませんが、しっとりふっくらな食べ心地で美味しいですよ。

塗らし方は、スプーンで少しずつ湿らしていく、霧吹きして表面に水分を足して、いつも通りにトースターで加熱してみてください。

あんまり焼き色をつけたくない方に

アルミホイルに包んで焼くだけです。冷凍持にアルミホイルに包んでいるなら、そのまま焼きます。

厚めにカットしてある場合は、トースターを先に温めておくと中まで熱が通りやすくなり、ふんわり感を維持できます。

まとめ

1度開封してしまった食パンは、カビが生える・劣化が進む・乾燥が起こりやすいので、品質がいいうちに冷凍しましょう。

たくさん購入した際も、冷凍保存がおすすめです。

冷凍やけやにおいが移らないように、小分けにしてラップやホイルに包んで真空状態で保存します。

1ヶ月超えても食べられますが、あまりに長期の保存は霜がついてる可能性があります。

できるだけ美味しく頂くために、できれば早いうちに食べきるようにしましょう。

美味しさをキープできる冷凍保存方法を、ぜひ試してみてくださいね。