お歳暮のお返しはするべき?部下からも好印象の贈り物をご紹介!

マナー

1年間お世話になった方へ、相手の方が喜んでもらえそうな贈り物を考え始める年末の時期になりました。

 

人生48年間会社に勤めてに20年以上立ちますが、お歳暮を贈る立場だったのが、部下から初めて受けとる側を体験。

 

受け取る立場になったとき、初めてどうしよう?お礼は電話だけでいいのだろうか?

 

お返しの品に何を渡せばいいのか?色々と頭の中が巡ります。

 

慌ててしまわないように、思いがけずお歳暮を受け取った時のお礼の仕方やマナーをお伝えします。

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お歳暮のお返しを電話だけで済ますのは絶対NG!

年末の挨拶やお礼を伝えるのため「1年間お世話になりました。」の意味があります。

 

それから、現在では「今後もよろしくお願いします。」という挨拶の気持ちも込められて贈られるのがお歳暮。

 

日頃お世話になっている人に対して、目下の人から目上の人へと贈られます。

 

部下の人からお歳暮をいただいた時にお返しをしなくても構いません。

 

ふと、お礼は電話だけでどうなのかな?

 

顔は見えなくても電話は声にのせて、感情がより伝わりやすい気がしますが、電話だけのお礼はかなり簡略化されたものと考えましょう。

 

例えば、電話だけでお礼を伝えるのは親子の間柄なら、遠慮がない関係と言えるので失礼には当たりません。

 

部下の人からいただいたお歳暮でも、お礼の気持ちが伝たわるように、ハガキに書いたお礼状を出すといいですよ。

 

会社で上司と部下の関係であっても、電話だけでなくしっかりと対応をしましょう。

 

基本的にお歳暮を頂いた方に対して、「お礼の気持ち」を電話のみというのは、あまりふさわしいものではないかと思います。

 

関係性によっては、お礼を電話だけで済まされる方もいらっしゃるようですが、今回上司と部下の関係の場合は、電話だけでは良くないです。

 

まず会社の部下で自身より目下の人であっても、先に「電話でお礼を伝える」のは最低限の礼儀でもあります。

 

電話でお礼を伝えることは、品物が届きましたという相手への連絡にもなります。

 

「電話」と「お礼状」の2つ使うと、より丁寧な対応となり、十分に誠意が伝わります。

 

会社で顔を会わせますから、電話でなくても直接お礼を言ってもいいですね。

 

相手がお歳暮を持参した場合には、直接その場でお礼を伝えられますが、送られてきた場合は、お礼状をだしましょう。

お歳暮のお返しにのしは必要?オススメのお返しの品もご紹介

「のし」は贈る品物によって、のしをつけてはいけない場合がありますが、基本的にのしは必要になります。

 

お肉や魚介類の生物をお歳暮として贈る場合には、のしをつけずに水引だけの掛け紙をつけます。

 

かつお節はなものではありませんが、のしは必要ないとされているのです。

 

右上にのしを飾りをつけて、次に中央に蝶結びで紅白5本の水引きの印刷が入ったものにしましょう。

 

気を付ける点がひとつ、のしをつけてはならないケースがあります。

 

基本的にお祝いごとで使用するのしは、自分もしくは相手に弔事があった場合は、水引きを使えないため、のしをつけて贈ってはいけません。

 

弔事の際は全ての品物に対して、のしを使用することはできません。

 

その代わりに、「のし」や「無地ののし紙」「水引のない短冊ののし紙」に表に書いてから贈ります。

 

先ほどもお話しましたが、基本的にはお歳暮を受け取った方は、相手にお返しをする必要はありません。

 

もらったら相手に返さないといけないんじゃないの?って思いますよね。

 

お歳暮をいただいたら、必ず品物を返すという決まりごとはないんです。

 

日頃の感謝を込めての贈り物ですから、相手に品物を返す必要もありません。

 

お礼状を出して十分でもあるし、お返しの必要もないと考えますが、お返しをしておきたいと思うと場合もあると思います。

 

どうしても、お返しをしたい時は時期をずらして送るようにします。

 

【贈りたい場合】

 

さて、お歳暮のお返しをするのに何を返えすとものなんだろう?

 

お返しをする相場はいくらか?

 

いただいた品物と同額くらいなのか?

 

それとも高いものがいいのか?安くてもいいのか?

 

その疑問にお答えしましょう。ズバリいただいた品物の半額か同じくらいの金額が妥当です。

 

あまりに高いものを返すと、部下の方が恐縮してしまいますので、凝った品物は送らない方がいいです。

 

誰の目から見ても値段が高価なものだとわかる品物を贈ることは「次回からはお歳暮は送らなくていいです」と返事をしたいう意味になります。

 

ハム・ビール・スイーツ・コーヒー・小分けのお菓子など、消費できる品物は喜ばれるのではないでしょうか。

 

他は洗剤など日用品はいかがでしょうか?

 

【避けたほうがよいもの】

 

好みが分かれるものは避けたほうがよいでしょう。においのある珍味・缶詰・香草を使う料理選ばないほうが無難です。

まとめ

お返しはしなくても構いません。ハガキ一枚で気持ちは十分に伝わりますよ。

 

電話でお礼を伝えるのは到着したその日に。電話とお礼状の組み合わせで「ありがとう」の気持ちを伝えましょう。

 

お礼をきちんと伝えることが、部下と上司のコミュニケーションが潤滑にいく、手段でもありますよね。

 

お返しをしたいときは、相手の方が恐縮してしまわないような金額と品物を選ぶようにしましょう。

 

お礼状は、お歳暮が到着してから3日以内に送りましょう。