着物の外出で困るのが雨!汚れやすい裾と足元を雨から守る方法は?

ファッション

こんな経験はありませんか?雨が降ってきいると外出どうしよう。着物で外出する予定が決まっているため、雨だからといって変更することもできない。

 

梅雨の時期は雨が降りやすいですが、一年中予測不能な雨が降ってきて着物が濡れてしまっては…困りますよね。

 

いつもお出かけ日和とはいかないですよね、けれど雨でも着物でおでかけしたい日や外出しないといけない日もあるかと思います。

 

雨の日に着物を着て安心して外出できる方法がをお伝えします。今回は、着物の場合の雨の日どうすればよいかをご紹介します。

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着物で雨の日に足元が濡れないようにする方法は?雨用の足カバーを使ってみよう!

普段レインブーツを履くように、雨の日は足元にカバーをかけてあげましょう。

 

雨下駄と草履では、カバーのタイプが違うものから共通して使えるカバーもあります。

 

 

【雨下駄】

 

下駄に爪先用のカバー(爪皮)を先端に取りけて履きます。

 

《メリット》

 

下駄の歯が付いていることで高さがあり、地面との距離ができて、多少の水溜まりを通っても安心です。

 

《デメリット》

 

階段を降りる時、下駄の歯の部分の高さに慣れていないと歩きにくいところです。

 

 

【雨草履】

 

草履の先端に透明のカバーがくっついている仕様になります。

 

足元を履き替える必要もなく、見た目からも透明のカバーなので、目立ちにくいです。

 

下駄に爪皮を付けるのも良いと思いますが、歩きやすさを考えると草履の方がいいかもしれませよね。

 

ただ、雨草履の場合は裏側の穴のあいた部分から水が浸透してくるために、足袋の替えは必ず持参して、履きかえましょう。

 

【草履カバー】

 

歯付きの下駄と草履の両用タイプがあって、透明のカバーが下駄や草履を全体にすっぽりと覆う形となっています。

着物を着て雨の日にはどんな対策をしたらいいの?着物専用の雨用グッズ!

絹100%の正絹の着物はぬれてはいけません。着物によっては、湿気を吸うだけで縮んでしまうものもあります。

 

洗濯機で洗うことができてしまう着物もありますが、大切な着物がぬれてしまうのは、できることなら避けたいですよね。

 

雨の日にあると便利な対策グッズをご紹介しましょう。

 

  • 雨天用のコート
  • 雨草履(二本歯下駄)
  • ウレタン草履
  • 手ぬぐい2~3枚
  • クリップか腰ひも
  • 巻きスカート
  • 雨傘(晴雨兼用)
  • 足袋数足分

 

 

【雨天用のコート】

 

折りたたむとコンパクトになり軽くて、持ち運びに便利でバッグの中に携帯できます。

 

着物に撥水加工がほどこされていても、雨の中歩くと泥水が跳ね返り、汚れを防ぐことは難しいです。

 

泥水は着物の裾に付着しやすく繊維に入り込むと、クリーニングで落ちないこともあります。 そのため、雨天用コートの着用をおすすめします。

 

コートには、2種類「二部式」と「ワンピース」があります。最近では、着物専用の雨天用のコートが通販で販売もされています。

 

 

《二部式の特徴》

 

ウエストで長さや幅の調節でき、着物の丈に合わせやすくなっています。

 

上下にわかれている分、着るときに少し手間がかかります。

 

フリーサイズで、携帯用のナイロン100%の雨天用コートが通販で手に入れることができます。

 

《ワンピース》

 

脱ぎ着がしやすく楽チンです。布一枚で繋がっているので畳みやすくなっています。

 

オーダーをする場合、丈に合わせて作るので少々価格が高くなります。

 

【雨草履・下駄】

 

雨草履は爪先部分に透明のカバーがついていて、防寒対策としても効果があります。

 

昔からある二本歯の下駄は、古くは江戸時代から、雨天用の履物として用いられてきました。

 

ぬかるんだ歩きにくい道でも歩行がしやすいため、庶民の日常としての履物として、親しまれてきたそうです。

 

急な雨着物が雨で濡れてしまわないように、急いで走っててしまいがちですが、泥はねの原因となるので走らないように気をつけましましょう。

 

【ウレタン草履】

ウレタン草履と呼ばれ、ウレタン素材でできた土台の草履は、雨でぬれても大丈夫です。

 

【手ぬぐい】

 

和装には手ぬぐいがよく似合います。ハンカチのように使えますし、手ぬぐいはぬれた所を拭いたり、大判なので羽織にもできます。

 

【腰ひも・和装クリップ】

 

腰ひもや和装クリップをもっていると、急な雨が降ってきたときに役立ちます。着物の裾を持ち上げて固定するために使用します。

 

【巻きスカート】

 

大雨や強風が吹いているときに、腰から巻き付けてクリップで止めて使います。

 

【雨傘(晴雨兼用)】

 

外出時から雨が降りだしていると、雨傘を利用しするとおもいますが、急な天候の変化ですぐに取り出せる折り畳み式の晴雨兼用傘もおすすめです。

 

【足袋】

 

撥水加工のある足袋、普通の足袋の場合は履き替えようにいくつかバッグに入れおきましょう。

まとめ

便利な雨天用のグッズがあると、雨の日の着物での外出も心配いりませんね。

 

普段から、バッグの中に雨天用のコートと替えの足袋と晴れ雨兼用の傘を持ち歩くと良いかと思います。

 

雨の日は、事前に準備をしていると安心です。好きな着物でおでかけが楽しみになりますね!